投稿日: 2017/04/13 23:40:15
食品工場にとって温湿度は、製品の安全性の確保に重要だ。
湿度は、多くの食品工場で、天井裏が夏季に高湿度になり、結露の落下、漏電、ひどい場合には水溜り状態になって天井板の落下にまで及ぶ。
天井裏の対策は、扇風機や除湿機を設置するが、これは天候との関係で、常に変わる。天気が良い日は空気を通し、雨の日は除湿機を動かす。
工場洗浄後の除湿をしないとカビの問題になるが、何%まで下げるか、あるいは下がるかについても、天候との関係に左右される。
この温湿度の監視は、従来は例えば2時間毎に確認し、記録を書き込んでいた。しかし、このための人的コストはかなりのものになるし、記録も紙に書き込んでいたのでは、傾向を監視しにくい。
手間がかからずに監視記録が出来、傾向も分析でき、低コストで済むものがないか、潜在的なニーズが高まっている。
そんなところに、以前から良いなと見ていた「ACALA」という、温湿度をクラウドで統合監視記録できる一つのシステムが、この程「第29回 中小企業優秀新技術・新製品賞」優良賞を受賞したというニュースが入ってきた。
これは、手のひらに簡単に乗る電池内蔵(5年ほど持つという)のユニットを、監視する場所に置き、指定時間間隔(初期設定は1分ごと)でクラウド経由でパソコンに記録するものだ。
おまけに問題が起こりそうになるとアラームまで出せる。
低コストの点では、リースなので、初期コストがかからない。
料金が安いので、多くの台数を簡単に設置できる。
遠隔で監視が出来るので、委託工場にも置ける。配送車といった動体でも使える。
天井裏に置いておき、湿度監視による除湿機の運用にも使える。
この監視システムは現在受賞記念のキャンペーンもやっている。
詳しいシステムの紹介ページは<https://tmcn.jp/>
問い合わせは「FD042017」というキャンペーン番号を入れて以下へメールして下さい。
<info@tmcn.jp>