投稿日: 2018/04/06 7:45:16
洗浄用のシンクは一般的に作業室の壁側や隅に設置しているところが多い。
しかし、作業の内容、レイアウトによっては、中央部に洗浄エリアがあると、各作業効率良く、コストダウンにも繋がる。
ある工場ではこの考え方で、作業室中央部に洗浄用のシンクを設置してある。その周囲でカット作業をしているので、洗浄が効率良く出来る。
カット作業の場合、頻繁に洗浄することが出来れば、処理する食材の汚染は少なくなり、品質は上がり安全性も高まる。細菌検査で検証すればその差はかなりのものになっている。
この場合、工事施工側は、天井から下ろすパイプの強度が心配になると思うが、天井から床まで2本ほどの柱を設置してガードすればいい。
ある大型弁当惣菜メーカーは加熱調理室中央に大型の自動洗浄機を設置している。
この周囲に、コンベアフライヤー、コンベアオーブン、釜、スチームコンベクションオーブンがある。
それぞれの調理機から、コンテナ、バット、焼き網などが次々と出て来るが、どの調理機からも洗浄機は隣にあるので、洗浄効率が良い。