投稿日: 2017/12/22 6:41:27
HACCP義務化のA基準が国際基準に対応し、B基準は小型工場、フードサービス、小売店などが出来る簡便なHACCPになる。義務化の詳細は2017年末頃に発表になるということだが、今までの経過の中で、B基準について、これらの業種ではHACCPは難しくて導入できないのではないかという心配や危惧があるが、そんなことはない。
B基準の基本は一般的衛生管理で、これは営業免許を得る段階で許可を得ている(許可は得ていても不安全な状態のところは結構あるのが実態だが)。そのうえで、小型工場はCCPを決めて管理する。
フードサービスと小売店ではCCPという形ではなく、それに準じた管理をする。というようになるだろう。
どちらも国際基準で必要な12ステップ7原則の分析はせずに、業界団体などのガイドラインによって提案されたCCPを考慮して実施するようになりそうで、このガイドラインに各業界団体などが取り組み始めているようだ。
では、具体的にB基準のCCPはどのようなものになるのか、事例も含めてみてみよう。