vol.823 力量の仕組みで安全確保とコストダウン-2 作業人員を安全に組む

投稿日: 2015/12/25 5:01:57

作業人員を安全に組む

一つの作業室を稼働するためには、その作業メンバーに最低二人以上の三ツ星が必要、というように規定する。そうでなければ作業してはならない、とすれば、安全な作業グループを確保できる。ベテランが二人以上居なければ仕事ができないとなれば、自動的に安全体制が確保されるのだ。

応援をする場合でも安全確保できる

忙しくなった作業室から暇な作業室に応援を頼む場合、力量性があれば、力量の星を持った人を応援に出せばいい。一つ星でも二つ星でも、仕事を知っている人が応援に来れば、不良品を出す確率は低レベルになる。

製造効率をあげられる

忙しい作業室と、暇な作業室があり、そのままにしておけば、工場全体の製造効率は低い方になってしまう。しかし、力量制度があれば、作業の相互融通がきき、安全性も確保される。

製造稼働率が上がる。

人員数と製造装置などのシステムがそのままで、安全が確保され、コストダウンにもなる。