投稿日: 2013/09/06 23:49:43
マグネットを使った金属異物の探知は、塩、香辛料、シーズニング、調味料などの粉体、飲料、軟らかい粘体に使用出来る。
粉体の場合は塩と同じように、原材料の検査から製造途中のいくつかの工程、最終的にパッケージ直前でマグネットパイプを通すことで除去する。
飲料も製造過程のパイプを通す。
粘体だが、密度の少ない軟らかいソーセージの製造なら使える(硬い粘体では使えない)。サイレントカッター(高速カッター)で、肉、脂肪、そして水をエマルジョン化(乳化)してソーセージの中身を造ったあと、ケーシング(羊腸、豚腸、人工)に入れる前に、マグネットパイプを通す。稀にホチキスの針などのようなのが出ることもある。
ナメコなどのキノコ製品を製造している工場では、水で煮込んだ状態、キノコと水が半々といった状態でマグネットパイプを通し、瓶詰めなどのパッケージラインに行く。