粉体、液体、粘体の、金属異物混入防止対策をマグネットで

投稿日: 2013/04/08 2:31:33

砂糖に金属異物が混入していて、回収になった。

金属探知器では、0.75ミリ以下、といった小さな金属片は検知されない。

食品の密度や温度の状態で、金属探知器はうまく動かないこともある。

粉体、液体、粘体の場合、マグネット(磁石)を使って金属を吸着させて排除する方法がある。

パッケージに出来るだけ近いパイプに設置したり、製造工程途中の何ヶ所かに設置する方法もある。

あるオーストラリアの塩のパッケージ工場では、原材料の入荷からパッケージまでの工程で合計5ヶ所にマグネットを設置している。塩を落下させるパイプの途中や、粉砕したあとのラインなどだ。

あるソーセージ工場では、サイレントカッターを出てからケーシングに行くパイプの途中に設置している。ホチキスの針がマグネットについていたことがあるそうだ。

棒状や、格子状など、色々な形、方式のマグネットがある。