985号 ISO22002のハード面の要求事項に対応できない場合 水溜り-2 ソフト面で対策

投稿日: 2019/05/05 1:25:06

では、どうすればいいかだが、これはソフト面で対策をすることになる。

まず、工場内で水溜りが出来てしまう箇所をリストする。

その水溜りを、現在どうしているかを見てみる。

水溜りを放置していた場合、虫、カビ、細菌らの増殖の元になってしまう。この状況は食品安全を脅かすことになっている。改善しなければならない。

そこで、洗浄後、水溜りが出来てしまう箇所については、ワイパーで水切りをして排水させ、除湿して乾燥させるようにする。

この手順を、水溜りを出来る箇所全ての洗浄手順にして、文書化(洗浄マニュアル)にする。

次に、この手順通り出来る人を登録する。例えば3人居るならその名前を「力量」者として登録する。

そして、洗浄後、作業者が洗浄した記録(名前又はイニシャルと時間)し、(作業者以外の)確認者が確認の記録(名前と時間)をする。