多くの食品現場が抱える最大の課題は、衛生管理の形骸化である。毎日繰り返される手洗い、防塵着の着用、清掃作業、そして膨大なチェックリストへの記入。これらは重要ではあるが、単調であり、作業者にとっては「やらされている作業」になりやすい。人間は、目的意識が希薄な反復作業に対しては、無意識のうちに手を抜く性質を持っている。
この「慣れ」こそが、異物混入や食中毒といった重大事故の引き金となる。5S活動をコンテスト化することは、この単調な日常業務に「競技性」と「スポットライト」を持ち込むことを意味する。作業そのものに価値を見出し、従業員の意識を「義務」から「目標」へとシフトさせる効果がある。
HACCPのDX+AI活用
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