異物混入対策 ミラーを活用する

投稿日: 2013/04/12 1:05:34

帽子から髪の毛がはみ出していないか、頭巾型の帽子ならば、後ろ側まできちんと作業衣の中に入っているか、

マスクと帽子と上着はちゃんとフィットしているか、

手と足の裾は閉まっているか、 など、

作業に入る前には自分の着衣状態を確認することは、異物混入防止のために重要で効果があることです。

このために、ミラーは、出来るだけたくさんあったほうが良いです。多くの従事者が集中して入場することが多いですから、ミラーが少ないと確認せずに入ってしまうことになりかねません。しっかり目視して確認する時間も長い方が良いです。

更衣室から階段を使って作業室に入って行く場合、階段の踊り場のところにミラーがあると便利です。

更衣室から出るドアいっぱいにミラーが付いていれば確認して出ることが出来ます。

エレベーターで移動する工場ならば、エレベーターホールの壁にミラーがあれば、待っている間確認ができます。

作業室の中の壁や柱などにミラーがあれば、作業中の確認ができます。

窓の防虫フィルムの変わりにミラーをぶら下げれば、確認だけでなく、作業室内が広く見えますし、明るくなります。

照明とうまく組み合わせられれば、反射によって照度が明るくなりますので、異物発見の効果を上げることにもつながります。

普通の大型ミラーは、重く、設置するのが大変ですが、フィルム式のグラスレスミラーならば、貼り付けたり、フックにぶら下げるだけで、簡単にどこでも付けることが出来ます。