チルド製品の作業室の温度
肉のスライスパックや魚の刺し身のスライスと盛り合わせなど、低温での作業が必要な作業室の温度は何度が良いのかという問い合わせがよくある。
これについて基準やガイドラインはない。
理想を言えば、5℃以下で、これならスライスされて温度の影響がある製品に問題は出ない。細菌増殖しない温度レベルでもある。
実際、米国などの温度に厳しく対応している工場などではこの温度になっているところがある。
しかし、この温度では作業者が参ってしまう。
低温作業室の温度は、設備費用にも大きく影響する。
20℃程度から下げようとすると、冷房のレベルではなくなり、設備費が高くなる。
そこで、もし作業の時間が短く、例えば10分程度とか、それ程温度の影響を受けない場合には、冷房レベルの20℃、せいぜい18℃といった温度にする。
しかし、作業時間が長くて、温度の影響を受ける場合には、「中温」と最近呼んでいるが、15℃程度にする。この場合、設備は高くなる。