水産物の品質守れ!*HACCP実践へ*標津で推進連絡会議発足
( 37/ 232) 1999年07月20日 北海道新聞朝刊地方 23
【標津】「標津町HACCP推進連絡会議」の設立総会がこのほど、町生涯学習センターで開かれた。町内で水揚げされるサケやホタテなどの水産品の衛生管理システム「HACCP(ハサップ)」の地域マニュアルづくりや実践のための中心組織を目指す。
同町は本年度、道の「水産物品質管理高度化推進事業」のモデル地区指定を受けた。サケに関して漁獲から水揚げ、市場や加工場に運び入れるまでの工程を対象に、温度管理や運搬方法などを点検するマニュアルづくりを、来年三月までに行う。
しかし、道のモデル事業の対象はサケだけ。しかもイクラづくりなど加工や流通段階は検討の対象外だ。このため、道のモデル事業と並行して、ホタテやホッケなど前浜で揚がる水産品全般について、加工から流通までを対象としたマニュアルづくりのため、独自の組織を設置した。
設立総会には町、道、漁業者、水産加工業者などの代表三十人が出席。会長に鈴木輝英標津漁協組合長を選出。来年三月までにマニュアルの完成を目指す活動方針を決め、サケ、ホタテ、加工、市場の四専門部会を設置した。今月中にも、町内の水産加工業者などの個別調査を実施、業者や魚種ごとの細かいマニュアルづくりに取り組む。