一般的衛生管理の重なる内容を整理整頓する 


総合衛生管理製造過程の7番目、一般的衛生管理は以下の10項目で構成されている。

(ア)施設設備の衛生管理

(イ)従事者の衛生教育

(ウ)施設設備、機械器具の保守点検

(エ)そ族昆虫の防除

(オ)使用水の衛生管理

(カ)排水及び廃棄物の衛生管理

(キ)従事者の衛生管理

(ク)食品等の衛生的取扱い

(ケ)製品の回収方法

(コ)製品等の試験検査に用いる機械器具の保守点検

一般的衛生管理は人、モノ、環境の面から立体的に構成されている。広範囲にわたっているので、一部ダブっている部分も出て来る。例えば食品機器のサニテーションについては(3)と(8)の両方に出て来る。(3)は機器の方からであり(8)は食品の扱いから来ている。ナイフのサニテーションは両方に関係してくるのだが、現場での実施を考えた場合、結果的には同じことになる。その作業場で、ナイフを決められたサニテーション方法で管理をすることになるだけだから、書類上どちらに入れたらいいのか、それぞれの工場の状況で判断して進めればいい。

これら10項目は、必ずしもこの通りにする必要はない。ダブっているところや、(1)と(3)を一緒にしてしまうなど、工場側で分かりやすい方法でいい。厚生労働省の監修したガイドラインでもいろいろで、以下のように分類されている。

例えば、食肉製品では

1.施設、設備などの衛生管理(10項目の、1.3.を統合)

2.従事者の教育および管理(10項目の、2.7.を統合)

3.製品の回収(10項目の9)

4.作業マニュアル(10項目の、3.4.5.6.7.8を統合。CCP部分も統合)

5. 製品の試験検査およびその管理(10項目の10)

 

乳、乳製品では、

1.施設、付帯設備の用件、保守点検および衛生管理(10項目の、1.3.を統合)

2.設備および機械器具の要件並びに保守点検および衛生管理(10項目の、1.3.を統合)

3.食品などの衛生的取り扱い(10項目の8)

4.設備および機械器具の洗浄、殺菌(10項目の、3.8.を統合)

5.従事者の衛生教育および衛生管理(10項目の、2.7.を統合)

6.そ族、昆虫の防除(10項目の4)

7.製品の試験検査およびその管理(10項目の10)

8.製品の回収方法(10項目の9)

フーズデザインの「FDステップ」では、以下のように構成している。


株式会社 フーズデザイン 加藤光夫