根室の水産HACCP推進協


市場での温度管理、洗浄用の海水殺菌*マニュアル素案作成*市HACCP推進協

( 4/ 264) 2001年06月20日 北海道新聞夕刊地方 7

【根室】食品衛生管理システム、HACCP(ハサップ)の手法を取り入れた独自の水産物衛生管理マニュアルの作成に取り組む根室市水産HACCP推進協議会(会長・藤原弘市長)は二十日までに、マニュアルの素案をまとめた。岸壁や市場で魚を地上に直接置くのを避けるほか、魚種によっては魚箱を木製からプラスチック製に切り替えるなどの具体的な方針を示している。

昨年九月に市内の漁船や市場、加工業者などに行った衛生管理の実態のアンケート結果を踏まえ、北海道食品産業協議会(札幌)の助言を受けて作成した。

素案では、サケ・マス、サンマ、カニ、タラ、カレイ、秋サケ、ウニ、貝類の八種類を扱う場合に、漁船や市場、加工場など場所ごとの改善点を列挙した。例えば、市場では、床の洗浄に使う海水を殺菌するほか、場内への車両の乗り入れを制限し、区域単位の衛生管理が必要とした。細菌の繁殖を防ぐため、漁船の魚槽や市場での温度管理の徹底も挙げている。

同協議会は十一月に原案を策定し、来年三月末までにマニュアルを完成させる。

 

根室の水産HACCP推進協*今月下旬に実態調査

( 5/ 231) 2001年05月15日 北海道新聞夕刊地方 9

【根室】地元水産品の衛生度の向上を目指す根室市水産HACCP(ハサップ)推進協議会(会長・藤原弘市長)は今月下旬から、衛生管理マニュアル(手引書)の策定に向けた実態調査を始める。サケ・マスなど魚体の表面温度を各流通段階で測るほか、市場やトラック、加工場などの清潔度を調べる。来年一月末までにマニュアルをつくる。

調査魚種はサケ・マス、サンマ、カニ、タラ、カレイ、秋サケ、ウニ、貝類。これらの水産物が漁獲から卸売市場を通して加工場に運ばれ、出荷されるまでの温度管理や衛生状態などを市職員が調べる。水産物を取り扱う漁船員や市場関係者らの健康も調査する。

結果をもとに十一月中旬から衛生管理マニュアルの作製を始め、年明けに完成させ、来年三月末までに関連業界に配る計画だ。同協議会は二〇〇二年度以降、独自認証の制度化などを検討する。

同協議会は市や漁協、水産、運輸など関連十二団体で昨年七月に設立された。


株式会社 フーズデザイン 加藤光夫