スマートという車をご存知ですか?
メルセデス・クライスラーの超小型車で、あの時計のスウオッチもデザインに参加しています
まあ、ベンツの軽自動車、といえばかっこいいですけど
先日我が家のマスコットになりました
イタリアに行ったら、これがたくさん停まっている姿は「僕は小さいんだ!だからどこに停めてもいいんだ!文句あるか!」と、かわいらしく威張っています
それがテーブルに置かれたとき、違うメニューが間違えて運ばれたと誰もが思った。日本の旅館で良く出て来る小鍋を温める携帯コンロの上に小さなプレートが置かれており、パサパサになったフライドライスの上に、エビとグリーンピースが煮込まれたトマトソースがかかっているのだ。ウエイトレスに間違えているというと、これが正しい「エビチャーハン」だという。ちろちろと燃えるローソク(携帯燃料ではないのだ!)の上に乗った不可思議なその料理を恐る恐る食べてみたらグッと言葉がつまり、その後「不味くはないけど・・・」しばらく考えたが「米の爆弾菓子トマトケチャップソース乗っけ(ニョッキではない)」と表現しよう。
場所は、ローマの中華料理店で、しばらくヘビーなイタリア料理が続いていたので、ここらで中休みの中華でもと考え、おいしい中華レストランは無いか聞いたのだが、イタリアで中華のまともなのはない、という不思議な情報しか入らない。世界のどんな小さな都市に行っても中華料理店はあり、そこで「汁」「麺」の2文字が入ったメニューを食べれば疲れは吹き飛び、リフレッシュして次の旅程のパワーになるのに、この285万人の大都市ローマでそれが無いなんて、何かの間違いだということで、一応お勧めらしき店を教えられ、最初に出て来たのがこれだったのだ。
さて、次は焼き餃子だ。大体これは日本独自のメニューで、こんなメニューが中華レストランにあること自体がおかしいのだが、これをメニューブックで見た途端に餃子ライスを思い出し、目頭が少し潤んで思わず頼んだのである。これがテーブルに置かれたとき、見た目は確かに焼き餃子なのだが、この前に出て来た「爆弾菓子・・・」があったので筋肉が硬直し、震える箸の先を押さえつつちょっと齧ったら中の肉汁がチュッと飛び出した。これは餃子ではなく小籠包 (ショウロンポウ)だ、飛び出る汁はおいしい!しかし?でも不味くはない!しかし?どう表現を?ここで黙ったままだと日本人の名折れ、何か手がかりになるものはないのか、おぼれるものワラをもつかむで、皮に集中してみることにした。皮は「不味くはない」のだが・・・しばらく口の中で噛んだり舐めたりしていたら突然解決した、ここはローマなのである、この皮はラビオリなのである。これは「肉汁たぁ〜っぷり入り小籠包タイプ餃子型ラビオリ」なのである。
次にテーブルに置かれたのは、一口大の焼肉のスライスとアラっぽくぶつ切りにしたピーマンがブラウンソースで炒めてあるようだ、これまでの流れでこれは「チンジャオロースー」だと直ぐに納得、しかし、細切りの仕方オシエテヤローカーコノヤロー、となるところを押さえ込み、口に入れたら「不味くはないけど・・・」甘いのである、この甘さが何なのかしばらく楽しんだ、どうもこのレストラン、我々にとって不味いものは出さないのだが、フルに頭脳を使ってその味を何とか表現させてみよう、その文学力をためしてヤロー、という悪趣味があるようだ。そして1分後に判別した、これはタイ料理のあの甘酸っぱい独特の風味から酸っぱさを取り除いたものであると結論をした。不味くは無いんだよ!
まだまだ頭脳プレーは続き、ここまで来ると今度は何が出て来るのかワクワクとたまらない期待にぞくぞくするようになってきた。イヤ、これはマゾかな?等と考えていたら、先程の「肉汁たぁ〜っぷり入り小籠包タイプ餃子型ラビオリ」がまた食べたくなって追加注文をしてしまった。
次はもやし炒めなのだが、今までに比べればこれは実に単純なメニューなので、タダ単にもやしを炒めただけに決まっている、そんな刺激のないのはつまらないなあ〜と言っているところに出て来たのは、小さな緑豆もやし的なもので、食感がしっかりシャキシャキしていて、ザクザクと音がする、汁たっぷりで、これはこの狂騒中華ディナー中間のまるでオアシスのように落ち着くものだった。このもやし炒めはどういうわけか我々の安心感が伝わったようで、何も言わないのにもう一つ出て来てしまった。
そろそろ後半にさしかかってきたようだ、オーダーは次第につまみから食事に移動をはじめる。そしてまだまだ期待を裏切られなかった。まず、カトキチあたりの冷凍のうどんを想像してもらいたい。これをその形のまま、そう、パッケージに入っているあの形のまま崩さずにフライにし、表面をきつね色になるまで揚げ、水分も飛ばしてしまいカリカリにする。このフライドうどんを皿にコトっと乗せ、その上から片栗粉で粘りを入れた野菜炒めをドロッと乗せるとこの「フライドうどんドロドロ野菜炒めかけ」が出来る。この正式名称は「焼きそば」である、まずくはないよ!しかし・・・。
そろそろご飯を食べたいのだが、この現場に奇跡的に出くわし、腹を抱え、涙を流しながら楽しんでいるこの幸せな5人のメンバーからだれ一人「白いご飯」のオーダーが出てこない!最初に出て来た「米の爆弾菓子トマトケチャップソース乗っけ」を経験してしまった恐怖体験がしっかりと根ざしていて、食べたいのだが口に出す勇気が出ないのである。そこで私は力を込めて提案した「ごはんなんて全て捨ててもタダみたいな値段である、毒食わば皿までもというではないか、頼んじまえ〜〜〜!!」
期待と恐怖に鳥肌を立てながら待っているところに来たご飯は、長粒米でぱさつきはあるが、まあ食べられるご飯だった。そこで最終の仕上げとして今度はこのご飯を主体にしてまとめるか、更ににミラクルなリスクを負って「汁麺」にするかを考えたのだが、ご飯は何とかなりそうなので、汁、スープでネコメシにすることにした。スープの味はまあまあで、一応落ち着き、最後のジャスミンティーには砂糖も酢も入っていずにこのフルコースを終了した、後半は比較的おとなしく展開した、ヤレヤレ。たっぷりと笑ったので、かなりの量を食べたのだが、消化は最良。そして、ローマの休日は期待と驚愕の中で騒々しく更けていったのである。
ここでいくつか問題点が明らかになる。
1.この料理は、一体どういう事情で出来たのだろうか?誰が?どこの国の人が?推測するに、ローマで育った中国を知らない中国料理人と、日本人の組み合わせかもしれない。メニューの日本語版は、日本人の手書きの字で、焼き餃子やもやし炒めといった日本独自のメニューが入っており、このメニューを手書きした人が深く関係していると思われる、しかし本当はどうなのか・・・?
2.なぜ、この大都市ローマに、まともな中華料理がないのか?あるのに、たまたま知らない人達からの情報しか入らなかったのだろうか?
3.この店には、我々が転げ回っているところに、イタリア人が続々と入ってきたのだが、彼らはこの料理が中華料理だと思っているのだろうか?
このレストランでの支払は、ビール、ワインもぜぇーんぶ入れて、一人2000円だった。これだけ楽しませてくれて、この価格は、絶対にお勧めです。恐怖体験を味わいたい方は、プリンセスホテルから大通りに出た角の店です、ホテルから歩いて5分。01.12.20.ローマ
話に聞いていたのだが、見るのははじめて。紳士トイレの小便器(朝顔)に、マトや虫を印刷しておくと、そこに自分のションベンを当てようと前に出るので、小便器の下が汚れなくても良いという工夫がある。オランダ、アムステルダムのスキポール空港の小便器でこれを発見した。ここの便器にはハエのイラストが正面よりも少し左の自然に微妙な位置に、ハエが斜め下を向いてとまっている状態のイラストがある。別のトイレに入って見たのだが、この空港のどうもすべてのトイレがこうなっているようだ。スキポール空港に行ったらぜひ見て下さい。
ところで、この小便器は、オランダで特許になっているそうなのだ。01.12.15.アムステルダム
渦潮の鳴門で捕れた鯛料理を淡路島の福良(ふくら)の料理屋で食べた。オーダーの時に「鯛かヒラメか?」と聞くので、竜宮城の「鯛やヒラメの舞い踊り」の順で鯛にしたのだが、後の注文を聞かないから、そのほかに何か無いのかと聞こうとしたが、案内して頂いた方の様子を見るとどうもそういうものではないらしいので、どうなっているのか何も聞かないで待ってみることにした。最初に直ぐ出て来たのが薄いポン酢に入れた「キモ」で、心臓、卵、肝臓などが入っていて、心臓はぴくぴく動いている。心臓をしばらく見つめてから舌の上に乗せたら動かなくなってしまったので、噛んで味わってみたが、コリコリするのだが、味はない、しかし肝臓(だと思う)はトロッとしていながら適度な歯ごたえがあって美味しかった。次に刺し身、梅肉和え、塩焼き、頭の潮汁と、鯛のフルコースで、こういうことだったのかとわかった。塩焼きを食べた後の骨をしゃぶっていたら、骨の一本に瘤があるので、何だろうと聞いてみたら、鳴門の鯛にはこの瘤が付いているのだということだ。急流の中を泳いでいるからかどうなのかは分からないそうなのだが、この瘤があるのが正真正銘の鳴門産、ということだ、皆さん今度どこかで鯛を食べたら骨を見てみて下さい。(01.10.12.関空から羽田への飛行機内)
> ◆日本は4月に、中国などから輸入が急増しているねぎ・生しいたけ・畳表の3品目についてWTOの協定に基づいて暫定的なセーフガード(緊急輸入制限)を発動しました。これは日本が初めて発動したセーフガードです。
> Q1:日本は、セーフガードを国内産業を保護するための手段として今後も駆使すべきだと考えますか?
考えません
> その理由は?
国内の保護をしても、努力しなければ、成長はありません。反面、これによって、国際競争力を無くし、不信を買い、日本の全産業に影響してしまいます。そして、多くの消費者の利益を損ないます。勉強、工夫、努力をしないで、文句だけ言い、補助金などの金をせびったり、保護を求めるのは、恥ずかしいことです。
> ◆日本の貿易黒字が減少しつづけています。原因の一つには、安い労働力などを求めて企業が生産拠点をアジアに移し、製品を日本に輸入するという、製造業の「空洞化」があげられます。
> Q2:「全ての製品を日本で生産する必要は無い、アジア各国と“国際分業”するべきだ」という意見がありますが、それについてはどのように考えますか?理由も教えてください。
アジア各国で、低価格で高品質の製品が出来れば、そこにオーダーが行きます、経済原理です。高価格で、高品質で、そしてアジア各国では出来ない製品ならば(日本でしか出来ない製品ならば)、日本独自の製品になり、国際競争力が付きます。
> Q3:日本は「モノ作り」つまり、製造業を経済の基盤にしてきました。しかし今、の多くの製造業が海外移転しています。日本は今後、製造業を国内に残すべきでしょうか?(残すとすれば、何をどのように残すべきでしょうか?)理由もお書きください。
技術で、日本でしか出来ないもの、例えば水性ペン、有名な青色発光ダイオードといったものは、自然にそうなっています。また、設計や特許などを日本で持ち、生産だけ海外で、例えばファクシミリ等は、肝心の情報や開発は日本で持ち、生産だけ海外に行っています、これも自然にそうなっています。こういったものが増えればいいですね。
> ◆日本は、これまでWTO体制のもと自由貿易を推し進めてきました。しかし、WTOに加盟する途上国が増えるにしたがって、「自由貿易」は先進国だけに利益をもたらし、途上国にはメリットがない、という議論が生まれています。
> Q4:「自由貿易」は途上国にとってメリットがあると思いますか?それとも、デメリットがあるでしょうか?その理由もお書きください。
どちらもあります。重要なことは、ノウハウ、技術、情報を持っているところが有利になるということです。これは、先進国でも途上国でも同じです。途上国に対して、先進国は、教育を供給することがこれから必要です。教育はすべての元になります。話は大分違いますが、エイズ対策は、教育が最も大切になります。
> Q5:日本が、元気を取り戻す為に、何が必要だと考えますか。(国内問題・対外国に対してそれぞれの視点から、お願いします。)例えば・・・構造改革など
構造改革ですが、これを拒否している官僚、おじいちゃんたち、既得権を固持する自分のことしか考えない人たち、視野が狭く世界を知らない官僚閣僚、これらを首にすることです。そのために、こういった人を見付けるための試験を強制的に行い、これに合格(不合格?)した日本をダメにする人を、島流しにして、彼らだけの国を日本国内に作らせて、日本と競争させたら良いのでは。
こんなことをするリーダーは日本にいないかもしれないので、全世界から公募したら良い。サッチャーさんは?ゴアさんなんかどうですか?こういったところほど全世界レベルでやったら良い。
税金を無駄づかいする天下り先がたくさんありますが、良い悪いの判断などしないで「今後、10年以内に全廃」にすればいいです。その後、必要なものがやっぱりあったら、また作ればいいです。引っ越しをするときに、要らないものがあまりにもたくさんあるのにびっくりした人は多いと思いますが、あれと同じで、いったん目をつぶってぜぇ〜んぶ捨ててすっきりした後、必要なものをまた造ったらいいのです。バブルがはじけて10数年になりますが、これだけ長い期間グズグズして、結局最悪の状態になってしまったんです。だから、今すぐ、整理(いらないものを捨てる)して、整頓(必要なものを構築する)したら良いです、これは大掃除の基本です。
ついでに、省庁も民間委託したら良い、大手会計事務所が財務省や検察庁の一部を行なったり、通産省の一部を日本の優良国際企業グループがやったら刺激があっていいのでは?
宇宙の中のかけがえのない「地球」なんですから、視野を広くして、ズルイの、ハンカくさいの、ヘナマズルイのは引き下がってもらって、素晴らしい地球の生活を楽しめる人が増える構造を作りましょう。(01.9.11.事務所)
昨日まで2週間ばかりパースの南1000キロほどの海岸沿いをウロウロしていたときは、暖房をつけて寝ていたのに、ブリスベンの北800キロほどのところにあるロックハンプトンに午前中に着いたら、さわやかな夏だった。
シャワーを浴びて冷えたビール飲んで飯食って昼寝と決めて、ホテルのレストランに行ったら週末のランチは休みだそうで、近くのスポーツバーを紹介してもらって行ったら、テキサスのカウボーイたちのたまり場みたいなところで、ここはどこか一瞬わからなくなってしまった。スポーツくじはあるし、競馬はやっているし、ゲーム機はあるし、テレビはスポーツとギャンブル番組をやっているし、灰皿はあるし、オーストラリアンハットをかぶったオッサンたちがウロウロいるし、とんでもないところに来てしまったと思ったが、腹が減っている。バーに行ってメニューを見たら「Tボーンステーキのランチバージョン低価格」って言うのが4ドル10セント!!これにワインを1杯付けて、合計で6ドル90セント!?!?。信じられなくて少し迷ったが、全部ごみ箱に入れても450円だと注文した。
焼き具合なんかもちろん聞かないので、どんなのが来るか、ひょっとするとハンバーグをT型に固めたんでもくるのではないかと疑ったが、呼ばれていってみたら、厚さ1センチぐらいの薄いのだが、ちゃ〜んとしたTボーンステーキが、超大盛りの野菜の上にどかっと乗っている。オーストラリアタイプの良く焼きで、フォークで叩くとカンと音がしそうな私好みのタイプである。オーストラリアというのは、田舎に行けば行くほど、ステーキは大きく硬くなる、これもそのうちだ。問題は熟成しているかどうかで、熟成していないグラスフェッドビーフ(牧草だけで育てた牛の肉)だと、ゴムみたいで食えない、しかし、熟成をちゃんとしてあると、肉は硬いが、筋はバリバリと切れ、かめばかむほど味が出て、日本の人が嫌う草の臭いが素晴らしいグラスフェッドビーフのフレーバーになって実に美味しい。
さて、わくわくしながら一番硬い先っぽの筋の部分をナイフでカットすると、ガリカリッと熟成したスジを切る音がする、これは良いと、にっこり口に入れて噛んだら、ザクッザクッと歯に心地よく当たり、軟骨を食べているようで、何度も良くかむと美味しい美味しい。ゆっくりと力を使って肉を切り、後は歯とあごをしっかりと使って、着々と食べていく、これこそオーストラリアのステーキだ、ステーキは体力で味わって食べるもんだ〜〜〜!。これ冗談ではない、オーストラリアに行ったら、最初はこの硬いステーキにびっくりするが、毎日のように食べていると約一週間でこの素晴らしい美味しさがわかり、二週間居たらこれでなくてはならなくなってしまう、本当に本当(私がおかしいのかな?)。
ワインが無くなってしまったので、カウボーイ相手にたくましくやっているおっかなそうなおばさんにもう1杯注文したら、新しいボトルを出してきて開けようとするんだが、力任せに抜こうとするので上手く抜けない。やってやろうかと思ったが、このおばさんの腕の太さは私の2倍以上はありそうなので、手を出さなかったら、ボコンと音がして、ちぎれだらけになってしまっていたコルク栓がやっと抜けたので「コングラッチュレーション!」と言ってやったら大喜びで超大盛に注いでくれた。Tボーンの方は、骨にしっかりと付着しているスジも歯で噛み付いてバリバリと剥がしてきれいに食べ、平和な昼寝に突入した。(01.08.18.ロックハンプトン)
・「ザ・ゴール」ダイヤモンド社、1600円。工場の生産改革を小説仕立てにした。この本は日本が元気よかったころ米国で出版されたのですが、これが日本人に読まれると困るということで、著者が邦訳を断ってきたというものです。(日本がダメになってもう大丈夫だから翻訳を許したのかな?
・「食の堕落と日本人」小泉武夫著、東洋経済新報社、1500円。日経の木曜日の夕刊に美味いもののエッセイを連載中の著者が書いたものです。朝食はかつお節を削る音から始まる私としては、小気味のいい怒鳴り声が高らかに鳴り響くこの本、最高です。
・「それがぼくには楽しかったから」リーナス・トーバルズ著、1800円。OS「リナックス」をなぜ開発をしたか、どうしてオープンソースなのか、それは「楽しかったから」なんです。
・「ジョン万次郎とその時代」廣済堂、1800円。150年前、漂流をして、米国に渡り、捕鯨をし、奇跡的に帰国をし、咸臨丸で福沢諭吉などを相手に「咸臨丸熟」を行ない、再び米国に行った希有な人生。これを読むと、まだつづいてる日本の病的閉鎖性が良くわかる。
・「遺伝子組み換え植物の光と影」学会出版センター、1900円。昔から人は作物の品種改良を行ってきた、そのおかげで安定した食糧生産が出来る時代になってきている。遺伝子組み換えはその延長線上にある、だから、危険でも何でもない、植物生産技術の進化に過ぎない。世の中の偏見的・狭視野的間違いを科学的に解説した本です。
・「未知なる地底高熱生物圏」大月書店、3800円。地底に、地表の生物よりケタ違いの大量の生物が住んでいる、その証拠がスエーデン等で見つかっている。副題が「生命起源説を塗り替える」とある。あのダイソン博士が絶賛のトマル・ゴールド著。これによると石油は化石資源ではなく、地底生物から出来たという。
・「コンサルティングの悪魔」世界的大手コンサルティンググループの元社員が、どのようにコンサルティング会社が大企業を騙して高額の料金を取るか、その裏側。素朴にコンサルタントをやっている私としては、「なるほど、こうやって高い契約料をふっかけるのか、詐欺と紙一重だな〜」と複雑な気持ち。(01.07.22.事務所)
カナダに行く飛行機で夕食が出ないというので、不味いのを覚悟で空港内のバーで注文したら、やっぱり最低だった。仕方なくつまんでいたら、愛想の良いバーテンが来て「どうだ?」と言うから、米国流に「美味しくない」と言ったら、苦笑いしながら「そうか、でも、飛行機のメシよりも良いだろう」といったので「そうだそうだ!」と思わず言ってしまった。彼らの流儀は、ジョークの応酬をして、最後にどちらが勝つかという訓練をしているので、今回は負けだった。(01.06.28.サンフランシスコ空港)
米国の穀物生産地は中央部の広大な土地で生産されるが、これは3つのルートで海まで運ばれ、海外に輸出される。ひとつは西海岸のシアトルなどに鉄道で、もう一つは五大湖を経由して東海岸へ、そして最大のルートがミシシッピ川である。ミシシッピ川はシカゴの北西辺りから大きな本流となり、アイオワのデモインとシカゴの間辺りを通って、はるか南のルイジアナに入り、ニューオリンズから外洋に出る雄大な流れだ。この流れを利用して各生産拠点で穀物を艀に積み、穀物輸送船に乗せるわけだ。
ニューオリンズからミシシッピ川を車で一時間半ぐらい上って行くと全農グレインの積込工場がある。ここから多くの穀物が輸出され、日本にはその40%程度が運ばれるが、この仕事を見に行ったら、実に大変だということがわかった。1500トンが詰まれた艀を操作していったんサイロにストックするための掻き上げ場所に持っていき、艀の屋根をあげるために作業員がいくつものクレーンを使い、次に2トンの巨大スプーンコンベアーとも表現できる装置を動かして掻き上げ、船倉に残っている穀物を集めるために今度はブルドーザーをクレーンで艀に下ろす。その間に次の艀を準備、という手順で24時間稼働している。いったん72本あるサイロに種類別に入れられ、スペックを検査して合格したものを今度は再びコンベアーで巨大な輸送洗に積み込むわけだ。暑い夏、穀物の粉塵の中での作業は大変である。最近は遺伝子組み換え作物などの分別で更に作業が複雑になっているということである。これを見て、大豆系の豆腐や納豆などを食べるときの気持ちが変わってしまいそうである。いや、醤油も、この穀物を飼料として食べている畜産物に対しても、見る目が変わっていきそうだ。全農さん、ご苦労様です。案内していただいた全農グレインの八高さん、ありがとうございました。(01.06.27.ニューオリンズ)
ニューオリンズを含む南の暑いルイジアナの話。ここも歴史的に埋葬方法は土葬でスタートしたのだそうだが、土地がとても低く、一部では川よりも家の方が低いところまであり、洪水がしょっちゅうある。そんなときに土葬をした遺体が水に浸かり、ぷっかりと死体が浮いてしまうという、おかしく気味悪い物だったそうだ。そこで、そのまま土葬をするのではなくて、石やレンガでしっかりと密封できる箱形の小さな家の形に墓を造り、その中に遺体を入れる方法になったそうである。ルイジアナは長く暑い夏があり、遺体を入れて完全密封された墓の中は90℃にもなり、バクテリアも生きられないこの高温の中で遺体はしっかりと骨だけになるのである。法律では、遺体を入れた後、一年と一日の間は開けてはならず、これが過ぎてから次の遺体を入れても良いことになっている。開けると中はきれいな骨だけになっているということだ。埋葬に行った人の話を聞いたが、墓地でニオイは無いということ。
この方法の良い点:エネルギーを使わない天然処理
この方法の悪い点:入ると熱そうなので死にたくなくなる
(01.06.26.ニューオリンズ)
この正体がわかると宇宙の謎を解く重要なキーが見つかる、ということで、岐阜県の神岡に「スーパーカミオカンデ」という巨大施設を東京大学と米国側はたしかエネルギー省が共同で造り、観測研究中だ。前々から見たいと思っていたのだが、ついに行ってきた。東京から富山空港まで行き、そこからレンタカーで約30分、国道41号線を走る。間違えて「神岡鉱山駅」まで行ってしまい、そこで駅のトイレを借りたら、客がいなくて閉店してしまったコンビニの跡があり、その店名が「ニュートリノ店」で、もう宇宙に首を突っ込んでいる環境だ。戻ってやっと案内をお願いしてくれるジーン・ギリアンさんと出会った。この方は、私の30年来お付き合いさせていただいている米国人の息子さんで、大学時代にNASAでアルバイトをしていたという大変な人。まあとにかく写真集を見て下さい、それから「ニュートリノってなんだ?」という方は公式ホームページへどうぞ。
私は宇宙の話が大好きで、「我々のいる宇宙は、たくさんある宇宙のたったひとつだ」「現在の太陽系は3代目ぐらいに当たるのではないか?」「地球の生命は早熟で宇宙の中では兄貴分に当たる」なんて話を読んでいるとわくわくする。火星がブームだが、もし火星に生命の痕跡が見つかったら、生命科学者はまずDNAがあるかどうかを調べるそうだ。もしDNAがあったら、地球の生命のDNAとどう違うのか、もし同じようなものだったら親戚ということになる。全く違っていたら、いろいろな形のDNAが宇宙にあるかもしれないということになり、多様な生命体がある可能性が出てくる。もしDNAが無かったら、全く概念の違うDNAの無い生命を発見できることになり、これまた宇宙に不思議な生命体がいる可能性が出てくることになる。もし火星に全く生命のかけらが無かったとした場合、火星にはわずかな大気や水もひょっとしたら地下にあるのかもしれないと考えられているので、この場合は「テラ・フォーミング」をすると良い。生命が出来る環境が少しでもあるのならば、地球から過酷な環境で生きられるバクテリアやウイルスを送り込み、それを種にして自然に生命が生まれるのを待つわけである。地球生命の親戚を火星(テラ)に造る(フォーミング)わけである。地球生命の歴史から考えれば10億年程度待てば火星に生命が根づくことになる。もしかすると地球の生命は太古の火星から来たのかもしれない、でなければ他の生命体が地球に種を持ち込んだのかもしれない、いや、ひょっとすると、宇宙に生まれた最初の知的生命体が、全宇宙に生命を満ちあふれさせようと、次々とテラフォームしていて、地球はそのひとつかもしれないではないか!な〜んて楽しい事を考えているときりがないね。(01.6.9.富山)
ノルウエーの首都オスロから飛行機を乗り換えて更に1時間北に行くと、ノルウエー3番目の都市トロンヘイムに着く。地の果ての都市かと思ったら、にぎやかで豊かな町でびっくりした。ここから更に車で西に2時間半走るとフローヤという島につき、ここでサーモンの養殖をやっている。北緯66度から北極圏に入るのだが、ここはあと少しで手が届くところだ。以前アラスカに行ったときコッツェビューという村に行き「北極圏クラブ」の会員になったのだが、もう少し北に行けば2回目の北極圏になれたところだった。(01.5.24.コペンハーゲン空港待合室)
デンマークのデザインをたっぷりと楽しんだ後、もう少し北、しかしこれ以上は北極しかない国ノルウエーに移動したら、デザインというか雰囲気というかが全く激変してしまった、デンマークデザインから「ウッド」になったのだ。オスロ空港に着いたら巨大な空港の建物のあちこちに「木」、使えるところは全て使ったんだ〜〜〜!といったところ、天井も、トイレも、お祈り所も、カウンターも、待合所も、レンタカーオフィスも、ウッド、ウッド、ウッドだった。(01.05.23.トロンヘイム:ノルウエー)
風が吹くと、風力発電が活躍して、風が止むとニシンがとれます。ニシンの酢漬けは、寿司のコハダと良く似ていて、吉祥寺の行きつけ「喜久寿司」が懐かしい。これ、おやつや安酒のつまみなどのイメージがありますが、それだけではありません・・・例えば、野菜とトマトソースを使って、高級スターターになります。酢が弱まり、柔らかく、ウナギかアナゴのような食感にとろけそうになり、それを野菜のシャキシャキ感が応援していました。これを書いていたら腹が減ったので、これから食事に行きます。(01.05.22.トロンヘイム:ノルウエー)
昼食にコペンハーゲンのレストランがかたまった地区に行き、適当なところを選んで「一人で中で食べたい」といったら、「何で?外があるのに」という顔をされてしまった。このあたりのレストランは店の中と外の運河との間との両方にテーブルがあり、夏場は風がいくら冷たくても外で食事をするのが当たり前のようだ、太陽の光を浴びたいのだ、外にビヤサーバーがあり、午前中の寒いときにも毛布を体に巻き付けてビールを飲んでいる!この毛布は客用に各レストランが用意している。だけど震えながら外で食べるのは嫌なので「中で食べたい」ともう一度いうともちろんオーケーなのだが、入ったら誰もいなかった。料金は外の方が安いようなのだが、それにしても皆外で食べるなんて、等と考えならばワインをちびちび舐めながら外を眺めていたら、光、風、雲、そしてデンマークデザインが結びついた。
おもちゃブロックの「REGO」、リモコンスイッチのボタン、ホテルなど、デンマークには落ち着いた北欧デザインの中にハッとするようなキビキビした原色が、控えめだがカラフルに使われている。どうしてだろうと考えたことはなかったのだが、これが少しわかったような気がする。
デンマークには少し強めのさわやかな風がいつも吹いていて、これを利用した風力発電が世界のトップレベルだ、超大型の風車のような発電機はデンマーク製で、米国を始め全世界に輸出されており、日本にも入ってきている。長い冬が終わり、初夏になると北欧の人たちは太陽を求めて外に出るのだが、ウインディーな高い空には適度な雲が強風でちぎれ走り、日光がゆっくりと地上に明滅する。光が巨大なスポットライトのように町を照らし、カラフルな数々のカラーで組み立てられた町が輝き、また雲が走り、一瞬影になるが、直ぐに光が射てビルの壁に反射しデンマークの人々を浮かび上がらせる、開高健ならば「燦然と」椎名誠なら「ぴっかりと」なるか?この光を活かすのがデンマークカラーなのではないだろうか。日本にいると光がドーシタなどということは全く考えないで逆に日傘だサングラスだになってしまうがこちらにいると逆だ。滞在しているホテル「コング(キング)アーサー」の前の大きな運河の向こう側には数々の色のアパートが長く長く並び、8分間かかって到着した光で運河までもが輝く。今日は東端のコペンハーゲンから西端エスピアまでデンマーク横断3時間の旅だが、緑豊かな郊外の光と雲と風の中を列車は走っていて、北海道の美瑛や富良野のようだ。雄大な畑が光り輝き、ちぎれだらけ綿雲の上を何本もの飛行機雲が走っている、デンマークというのは飛行機雲が出来やすいのかな?いいところだなぁ〜!(01.5.20.コペンハーゲンからエスピアへの列車内)
ドイツ、フランクフルトの隣の町アッシャフェンブルグにいる。IFFA国際食肉産業見本市に来ているのだが、フランクフルト市内のホテルは満室で仕方なくここのホテルに泊まった。列車で駅に着いたら夜の10時で、この時間だとこんな田舎町ならどこも閉まっていてもう美味いものにはありつけないダローな〜と考えつつホテルまでトボトボと歩いて行く途中はやはり予想通りだったが、ホテルに着いたら一階のバーが大分混雑している。もしかしたらと荷物を部屋に放り込んで閉店ラストオーダーなどにならない安全策のため駆け込んだら、いやいやこの町の若者がまるで全部この小さなバーに集まってきたのではないかと思うほどの大混雑。まるで品川の寂しい倉庫街にいきなりポツンと1軒だけ日曜日の渋谷ハチ公前交差点の混雑を持ってきたみたいだ、閉店は午前2時!バーテンがキビキビと動くビヤサーバーの前に何とか斜めに入り込んで全くブランドがわからないビールを指さしオーダーしたら、やはりドイツで、美味くコクのあるビールに当たった。約10秒でのどが満足したのでつまみメニューを見たら理解できないので眼鏡を外してよく見たら当たり前でドイツ語だった。ドイツ語は高校の時選択したのだが覚えているのはイッヒリーベディッヒ程度で、英語のメニューは無いのかと聞いたらやっと探しだしてきて牛肉細切り炒め生野菜サラダなんていう意味のところをまた指さしたら、今度はウエイトレスが読めないので、元のドイツ語のメニューと二人で照らし合わせてやっと通じた、英語が通じないところに来てしまったのだ!出て来たらラーメン丼いっぱいに作ったのを皿に逆さに乗っけたような量が来た、味はまあまあ。辛口の白ワインを注文するのに(ドイツの白ワインはほとんど甘口なので)また少し手間取ったが素晴らしい白がこれも超大盛りで来て満足満足。こんなことをやっている間にまだ続々と客が入ってくる、日本の通勤時間に吉祥寺でやっと中央線に乗り込むと、ドアがやっと閉まるのだが、その後、西荻窪、荻窪、阿佐谷と、まだまだ客が乗ってきて、ドア入口のところに吉祥寺でやっと入り込んだ後、客が降りていかないのに、どういう仕組みか新宿に着くと中の方まで移動しているが、あれと同じ状態だ。中央線の混雑は腹が立つが、こういったバーの場合はとても気持ちが良い、そうか!今日は花の金曜日なんだ!。そんな観察を楽しんでいたら、睡魔が訪れ、安らかに部屋に移動した。
感激は翌朝も訪れた。早く目が覚め、また腹が減ってしまったので、今度は朝食がどうかなといそいそとレストランに行ったら、早すぎてまだ一人もいない。ビュッフェ形式の料理が並んでいて、ドイツらしく大判のハム、ソーセージが、かなりの種類並んでいる。4種類ほど取ってきて食べてみたら何と全部が絶品なのだ!ドイツの肉屋は朝早くから開店していて客も開店と同時になだれ込んでくるという話を聞いたことがあるのだが、なぜかこれでわかった。日本の食料難の頃白いご飯に奇跡的に出会った人が、口に入れたらあまりの美味しさに気がついたらのどを通っていってしまい丼の飯が瞬く間に消えてしまった、という話を聞いたことがあるが、このハムはこの状態で直ぐに無くなってしまった。まだ誰も来ていないのを幸い駆け戻り、ウエイトレスに叱られないようにひっそりと全種類のハムを皿の上に乗せてテーブルに帰りガツガツと食べてしまった。
朝食後三度目の喜びが待っていた、駅に行こうとしたら、朝市をやっているというので、ちょっとのぞいてみたら、食品と花の店でにぎわっている、客はメルセデスなどの高品質のドイツ車が多く、ちょっとおしゃれをして、週末の買い求めといったところで、青山の紀伊国屋とまでは行かないが生活に余裕のある顧客が集まっている。その横にこのまま日本のどこかの町に持っていったら巨大美術館になってしまうような立派な歴史的な建物があり、その下には緑豊かな森の中を川が流れているのではないか、どうしてこんな夢の様なところがあるんだろうと下を見たら、朝市に来た人たちの駐車場があり、市場で買い込んだ食材をご婦人方がこの中世のような絵の中で運んでいるではないか。ここの住人はこの環境が当たり前なのだ、何とぜいたくな!(01.5.19.アッシャフェンブルグのHOTEL POST)
ここのところ電話会社の競争でセールスがしょっちゅうかかってくる、競争は良いことだが電話がかかってくるのは思考接客仕事睡眠昼寝団らん等などを邪魔されるから実に不愉快だ。そこで電話対策。
ステップ1:[誰でも出来る]
こちらからかける電話はなるべくしない、「しゃべるための電話」をしないのだ。電話セールスが来たら「電話はしませんから」と断れば時間が節約になる。かかって来た電話なら仕方なく出ても無料。
ステップ2:[パソコンが必要]
電話は、しゃべるための目的以外にフルに使う。電子メール、FAXである。特にメールはどんなに使おうとも大した金額にはならない。自分から出すメッセージは全てメールにする。
ステップ3:[パソコンが必要][過激レベル1]
メール中心にするためには、まず、得意先で理解してくれるところ優先に「電話しないでくれ」と言う、これに慣れると素晴らしさのためにお互いにメールでしか連絡しなくなってくる、大体用事というのは用事があるほうから依頼されるところにまず出ていくものだから、依頼するほうが簡潔に文書をまず書くのが当たり前だ、それを受けた依頼されるほうは、イエス、ノー、日程や時間、といったことを返せばいいのだから直ぐにすむ。これが電話だと挨拶から始まり(これで15秒。メールならいらないので0秒)、なんの件かしゃべり(これでまた10秒。メールなら0秒)、ひどいのは「最近どうですか〜?」などとなり、これでまともに何か言わないと悪いなと経済情勢なんぞを話しはじめてしまうと何分も何十分も(メールならこんなこと無いからこれも0秒)、そして肝心の用件が出たら、返事はたった一言ですむことが多い。(メールならオーケーとかダメとか打って返せばいいから10秒)。皆さん、お互い理解して、話す電話はしないようにしましょう。
ステップ4:[パソコンが必要][過激レベル2]
携帯電話のスイッチは常に切っておく。「それなら携帯いらないじゃないか」と言うならそのとおりで捨ててしまえばよい。私は携帯電話は持っているが、列車内などでメールチェックするためと、ごくまれに事務所から「ダレダレさんから電話欲しいという電話が入った」などという懐かしい時代錯誤的メッセージを留守電で受けるためだ、このような場合「コールバック」(これも懐かしい言葉!)すると、80%は不在で、やっと捕まってもメールですむことがほとんどで、疲れる。
ステップ5:[パソコンが必要][過激レベル3]
かかってきた電話は全て秘書サービスに転送してしまう。私のところは「ベルシステム24」というところと契約をしていて(月に2万円)、そこに転送セットをしておくと秘書サービスが受けてくれる。秘書センターの担当には「これは秘書センターへの転送で、加藤のスケジュールはわかりません、時々連絡が入りますから、この件伝えます」と言ってもらうようにマニュアル化してある。私のところに来る最近の電話のほとんどはセールスで、問題は無い。終日転送して放っておくと、用件をメモしたFAXレポートが6時半ぐらいに来るから、それに目を通せば一瞬ですむ。「返事が遅い」と叱られたら「出かけていてすみません」と言う。
ステップ6:[モバイル必須!データのバックアップ必須!][過激レベル4][嫌がられる可能性出て来る]
電話で来た連絡の返事は、出来るだけ遅くする、大した用事ではないとわかっていれば、返電をしない。そして、メールでの返事を直ぐにするようにすると、その相手は電話よりメールなら直ぐに返事が来ることを学習するので、メールに切り替えてくれるようになる。
ステップ7:[モバイル必須!データのバックアップ必須!][過激レベル5][間違いなく嫌がられる]
名刺から電話番号を削除してしまう。これをやろうと考えていたら、内部から「いい加減にしたら!!」と言う声が出たので、まだやっていない。しかし、米国のある学者は名刺どころか、電話そのものも無くし、数年前から全てメールでやっている人がいて「とても快適よ!」(女性です)ということ。私のあこがれです・・・(01.05.14.東北新幹線仙台盛岡間)
連続出張の最中、いつものようにホテルでメールチェックしたら、巨大なファイルが入ってきてびっくり。ところがホテルの回線というのは実はどこでも不安定で、長い間接続をしていると途中でエラーになっていることが多く何回やってもダメでこのままだと後から入ってくるメールもこのファイルを受信しないと見ることが出来ないので大変だと思いロビーにあるISDN公衆電話でやろうと考えたが、受信できる時間を計算したら2時間ぐらいかかりそうなので、こんな時間(もう夜中)にロビーの公衆電話の前で変なおじさんがパソコンを前に2時間もボーッとしていたら不審に思われるのは当たり前であきらめ、対策をどうしようかと考えたらメインのアドレスに入ってくるメールをサブのアドレスに自動転送したら大丈夫だとセットをしてテストをしたらうまくいったので安心して睡眠に入った。これでこのような場合の緊急対策と「新メール」の回収対策マニュアルがわかったわけで良かった!皆さん、巨大ファイルにはお互い気をつけましょう。このような場合、そのファイルの入っているメールだけ「後で受信」という設定に出来ないんですかね〜?(01.04.28.久々の事務所で)
追伸:メーラーの設定の一部を一時的に変えれば、大きなファイルの入っているメールをスキップしてたのメールを読めることがわかりました、後で設定を元に戻して巨大ファイルをダウンロードすればいい、良かった。
金曜日:いそがしかった一週間が終わり、夕刻、寿司割烹「白水」へ。突き出しにふわっと柔らかく調理されたトコブシがあり、どうしてこのように調理できるのか不思議だと考えていたら、全種類鮮度と熟成が計算された刺し身の盛り合わせが来、その次は主人が言うに「1枚の切り身の原価2000円」という鯛の切り身の焼き物・・・と続き、すっかりいい気持ちになり、次の日のダブルグルメコースに備えた。
土曜日:ダブルコースの最初は、銀座のドイツ料理「ケテル」に顧問先社長ご夫妻とダブルデート。待ち合わせはもちろん超高級品をタダでゆっくり楽しめる「和光」一階の時計売り場、数百万円の時計が当たり前のようにゴロゴロ転がっているので目の保養になるし、家内に絶対に買われる心配は無い。「ケテル」で「春限定」の濃いドイツビールと、ドイツでは珍しい超辛口の白ワインで、ズルズルダラダラと3時半にわたってダベリながら、アイスバイン、ソーセージ、スモークサーモン、ホットポテトサラダなどを楽しんだ。ここのアイスバインは最高で皮の部分と骨に付いたゼラチンを社長の奥様に「コラーゲンをどんどんどうぞ」とお勧めしてしまった、コラーゲンは美容の元だから。食事後表参道まで行かれるご夫妻と途中ご一緒しながら井の頭の家に帰ったら時間は既に4時半で昼寝の時間が無くなってしまいあわてて汚れてもいい服に着替えてダブルコース2回目5時15分吉祥寺駅の待ち合わせに。なぜ着替えたかというと、この後行く私のこよなく愛する居酒屋は狭く客でぎっしりになる店なので醤油をたらしたり刺し身ををひざに落としたりよくやるからだ、5時15分の理由は遅く行くと座れないことが多いため常連はじりじりと早めに行くようになってきて確実なのは5時半までに店に入ることなのである。5時20分に飛び込み私の「3点セット」をまずオーダー、これは、ビール、ソラマメ、カツオの刺し身で、私はこの店に来たらまずこれにしないと始まらなくなっており「とりあえずビール」と同じなのだ。オーストラリアから来た友人と飲み始めたらいつものように続々と常連が入ってきて30分もすると満席になりカウンターと入り口の間の1メートルのスペースにある「補助席」にも二人入ってこれで完全に満席になった。今日は結婚式に出て来たという待ちかねたママが遅れてやってきたので「今ごろ来たって座るとこなんか無いよ!早く中に入りな!」と言われて遠慮していた客からオーダーが続々と出始めた。友人は北海道出身なのでニシンの炭火焼きをモゴモゴと楽しみ私は胃腸のためにピーマンの刺し身だのさらし鯨だので腹を調整しつつ焼酎のお茶割りをやっているとやっと二人の客が帰ったのでマスターがのれんを出しはじめた。友人が何で今ごろのれんを?と不思議がるので「当たり前ダロー、客で一杯なのに店を開けても意味ねーじゃネーカ!補助席が空いたからのれんをだしたんだ!」と言った途端にまた二人入ってきて再び満員御礼になってしまった多分表で待っていたんダ。ここでもダラシ無く飲み食いなのだがロングランチの後なのでいつものように腹に入らないで「健康」の文字が頭の隅にたたずみだしたので、仕上げの「半擦り」(イワシ擂り身汁の半分)と焼きおにぎりで仕上げ、ここのマスターは元力士なので手がデカくおにぎりもデカくご飯もどうしてこんなに美味しいんだろうといつも不思議なのだがこれを備長炭で焼き上げちゃうんだから天国への仕上げだ。家からこの店に来るのは早く行かないと座れないかもという恐怖感と冷たいビールを早く咽にグ〜〜〜ットというあせりで10分ぐらいで着いてしまうんだが帰りはすっかりいい気持ちになってまっすぐ歩けず井の頭公園をヨタヨタと行くので20分はかかる、そして明日の純日本風に備えた。
日曜日:歌舞伎だ、二日連続で銀座を楽しめるなんて幸せなんだろう。チケットは夜の部で夕方4時半から始まる。入る前に遅めの昼食で歌舞伎の前だから当然あわせて和食がよろしいならば行き先はいつも行く四丁目の「竹葉亭」でこれまたいつもの「鯛茶漬け」でビールを飲みながら秘伝の醤油漬け鯛を食べはじめると気分はもう夕方になりビールが無くなると当然のごとく日本酒になってしまいこのまま続行してしまうと満足しすぎて帰ってしまいそうなので一本だけの決心をして無事最初の難関を乗り越えて歌舞伎座に向う。歌舞伎は初めてなのでワクワクなのだがもしこれで歌舞伎にはまってしまったらまた金がかかる元を作ってしまうなと多少心配しながらそうなったらしかし楽しみも増えるなと複雑な気分。終わるのは9時半で「義経千本桜」「江戸みやげ」それに何と福助の「鷺娘」という豪華出し物。歌舞伎というのは間に食事を挟みながらゆ〜っくりと見物するコンセプトで合間の幕間に食べるのが「幕の内弁当」物語の進行もゆったりと流れて「外界」と時間の性格が違う、幕間の30分の時間表示も最初に「30」が表示されてそのままなので変だなと観察していたら途中の「1分」が全く無視されて「20」になり「10」になってその後はひょっとするといい加減1分刻みになるのかな?と見ていたら全く無視され「10」の次は消えてしまい30分が経ったのだ、歌舞伎の中では1分刻みは無くて早くて10分刻みで芝居は5時間単位なのだこのゆったりさはあるアナウンサーが「グランドキャニオンには時間が一杯詰まっている」と名言を吐いていたが歌舞伎には江戸のままの時間と情緒が詰まっていて心配通りもう既にはまってしまった。作家浅田次郎の「霞町物語」で彼が子供の頃おばあさんに歌舞伎につれていってもらいタイミング良く掛け声をかけるくだりがあるのだが「オトワヤ!」の江戸なまりの声を聞くと東京弁は魚河岸の中だけでなく歌舞伎座にも残っているなと江戸出身としてはうれしくなる。最後の「鷺娘」の美しさと「引き抜き」の見事さがうれしく外国人の方もちらほら居るけどこれなら喜ぶだろうな「どうだ日本はいいダロー」と初めてのくせに言いたくなる。たぁ〜っぷりと楽しんで豊かな気持ちで外に出たらそのまま帰るなんていう愚劣極まることなど絶対にする気にならずタクシーに飛び乗り「高速使って西新宿のパークハイアット!」とほとんど無意識にしゃべっていた。着くなりまっすぐ早足で41階でエレベーターを乗り換えて更に上階へこの時間なら並んでないだろうの予測通りで席に案内されたらニューヨークズバーのピアノの真ん前でにっこり。ビールとワインでスモークサーモンとシーザーズサラダをやるがさすがパークハイアットで野菜の1枚1枚の葉の中のジューシーさを何度も噛みしめてゆっくりと味わうとドレッシングとの完ぺきなるバランスが素晴らしく飲み込んでしまうのがいとおしくてそのまま更にクチャクチャとしつこくやっているとどういうわけかその気はないのにいつの間にか口の中から消えてどうも胃袋の方にほとんど粘体になって移動してしまったらしい残念だなではもう一度といつまでもゆったりとしたピアノと「下界」見下ろしを楽しんでいたらラストオーダーの時間になってしまったのでもちろん満員電車なぞに乗らずタクシーだこんなことをしているから交通費がずいぶんかかりますね等といわれるんだナ。
月曜日:急なスケジュールの変更というのは状況によってはありがたいものでこの日のスケジュールは先週急遽変更になり珍しく何も無く誰も来ない一日になり土曜日曜と続いた強行軍で疲れたので資料の整理などをちょろっとしながら休みに徹して豪華な今週のスケジュールに備える、実は急なスケジュールの変更はもう一つあり水曜から木曜に入っていたスケジュールも無くなっているのだそれをずるくうまく使おうと京都の「都をどり」に気が付いた。
火曜日:静岡でセミナー、この週はもともと静岡が終わってからいつもの京都潜伏をし水曜日に淡路島で新しく小型ながらしっかりと作っているHACCP対応の総菜工場に行き一泊をしてからまた京都潜伏そして木曜日は大阪でセミナーがありその後金曜日に岡山なのでまたまた京都潜伏をし結局京都3潜伏のつもりだったのだが淡路島が変更になったので全く丸一日半空き約1名が「それなら東京に帰ったら?」というのを説得する理由を直ぐに見つけ無ければならないと気が付いた途端ひらめいたのが「都をどり」で調べたらやっている最中で平日なので何とかチケットがとれたのだ、うまくいったこれで帰らないで神様から頂いた一日を京都で楽しむ理由が出来た金はかかるけど短い人生だからいいだろうということでセミナー講義中は水を飲まないで夕食飲むビールを2倍美味しくするいつもの作戦を実行し「こだま」と「ひかり」を乗りついで京都に入りいつもの駅前新都ホテルにチェックインすると時間は6時20分でこれなら毎時27分と57分発の祇園方面に行くホテルのタダバスに乗れるのでボーイに荷物だけ放り込んでおいてくれと頼んでに乗り込んだら乗客は私一人だ無駄金使いながらこんなところで今度はタクシー代をみみっちく浮かして自己満足に浸っているなと苦笑しながら先斗町のいつもの店に咽カラカラで飛び込む。(01.4.24.京都)
今日は映画に行こうか、ということになり、何を見るかになったとき「中国映画かブータン映画か、どちらか」というびっくり仰天エスニック的選択が飛びだした。何だか全くわからないけど、どうせなら神秘の国のブータンだ!!と、騙された気で行ったら、私の子供の頃の素朴、純朴な世界だった。この映画には悪い人、ずるい人はぜ〜んぜん出てこない、集団的思いやりの世界だ。この素晴らしい映画は「ザ・カップ(夢のアンテナ)」チベット僧院の青年僧が繰り広げる。このパンフレットのコメントに「まどろむような時の流れの中で、少年僧たちの夢と希望が輝きはじめた!」とある。渋谷Bunkamuraル・シネマ。(01.2.10.事務所で)
一流の料亭で修業をし、若く独立して小さな店を24年程前に持ちましたが、うまくいかずつぶし、しかしおいしい料理を出す店を造りたく、美味しいものと離れたくないので、トラック1台で食材の運送をはじめ、それが次第に大きくなり、50台ほどのトラックを動かす会社に成長させた、ある私の友人が、とうとう夢かなって、先日、寿司割烹「白水」を、神楽坂と早稲田通りの交差点のところに出しました。行ってみたら、内装や器にたっぷりとしかし慎重に金をかけ、高級な良い食材を使い、多少乱暴ながら、ハッとするような料理を出す店になっていました。ワインの種類は赤白1種類づつしかありませんでしたが、チリの美味しいシャルドネ(2500円)がありました。料亭に行ったら莫大な価格でしょうが、ここでは一人1万円程度でしょう。カウンターでこの愉快なおやじと美味しいものの話をしながらも面白いでしょう。(01.2.5.事務所で)
新宿区天神町63-13-2神楽坂メゾン1階「白水」
電話03-5261-8588、予約専用電話03-3361-8933。
02.6.13.ここのおやじ、森下芳太郎が、急性心不全で亡くなってしまいました、51才。
私とは、25年ほどのつきあいでした。彼も私も金が無い中で、何をしようかと、ワクワク考えていたころからです。
つまみが無い時、エビの殻をパリッと焼いて食べたら、その美味しさにびっくりしたり、本ワサビを薄くスライスして醤油で食べたらこれまた美味しかった。おいしい食べ方をたくさん知っていた。
「白水」を造って、力いっぱい食材を買い込んで、気前よく、味のわかるたくさんの人にたっぷり食べてもらい、楽しかったろうなあ。
俸禄焼き、見事だった。河豚のタタキ、豪勢だった。空豆焼き、びっくりした。中トロ、天使の熟成だった。塩で鯛薄切り、新鮮感覚だった。鱧落とし、京都の夏が神楽坂にあった。きぬかつぎ、濃厚だった。鮎、野生の香りがした。鯛の昆布締め、目が潤んだ。小型にぎり寿司盛り合わせ、腹に優しくうれしかった。森下の顔と料理がどんどん出て来る・・・きりが無い・・・もうおまえの料理は食べられない。
森下芳太郎があっちに行ってしまった、残念だ!残念だ!残念だ!
あっちで美味いのたくさん食べな。
昨晩、月刊HACCP主催の新年会がありました。先生方が多いだろうから、席次も決まっていて、真面目で硬い話になっちゃうのかな〜〜〜?とちょっと心配していたのですが、行ったら立食で、既に大騒ぎになっていました、良かった!
数年前まで、日本の食品業界は、食品衛生に取り組むためのひとつの目標、シンボルといったものがありませんでした。ただ単に「きれいにしろ」では、なかなかうまくいかないわけです。米国での宇宙開発で説明しますと、旧ソ連との単なる「宇宙開発競争」があったところに、JFケネディが「60年代の終わりまでに月に行く」という明確な目標を掲げたから、成功したのです。この目標がなかったらうまく行かなかったかもしれません。
北海道の夕張の炭坑がさびれてしまったあと、夕張の町を再生しようという国際プロジェクトが出来、全世界から専門家のボランティアが集まりました。このボランティアは、毎年世界にひとつ、ダメになった町を元気にしよう、というデザイナー、建築家、芸術家などの会です。米国のさびれた鉄の町、ピッツバーグを再生したのでも有名です。このプロジェクトが夕張で最初に行なったことは、青空の色でした。「青色のペンキを屋根に塗る」ことを町の再生の「シンボル」としたのです。この色を屋根に塗ることで、この町を元気にしようという意志をまず示そう、というスタートです。いくつかの家の屋根からペンキを塗り始めたあと、急速な広がりはなかったのですが、辛抱強く声をかけ、青色のペンキ缶をセンターにたくさん置いておいたら、次第に活動が波及し、爆発点を超えて家々の屋根が空の青色にどんどん変わっていったころ、気がついたら町が活性し始めてきたのです。今ではとても良い町です。これは私の友人、プラクシスの原田さんから聞いた話です。
さて、HACCPは、日本の食品産業を良くするひとつのシンボルです。美味しい食品を安全に提供するシステムを構築することは、食品産業すべての活性化につながります。HACCPは日本の食品産業の分かりやすいシンボルになりますね。01.01.16.事務所で)
音楽はウイーンフィルのシュトラウス、芝居は玉三郎、山は富士山、映画は黒沢明、マグロはトロのような赤身、豆はソラマメのゆで立て、河豚は安くて美味い皮だけ、飲み物は5℃のビールにオーストラリアのシャルドネ、家の食事に飽きたら焼き肉、本はアポロの月面探査、そしてちょっと仕事、といった2001年の正月でした。2001.1.4.
富士ゼロックスの小型のコピー機のトナーが無くなったので入れ替えたら、空になったカートリッジを、新しいカートリッジが入っていた箱に入れて、そのまま富士ゼロックスに返送するようになっていた。郵便局からの配送で、料金は受取人払いになっていた。宛先をプリントしたラベルが入っていて、それを箱に貼り付ければいいだけだ。素晴らしい方法で感動した。(00.11.13.事務所で)
ドトール:煙害、しかし早い
スターバックス:禁煙でうれしい、しかし遅い 〈00.10.1.事務所で〉
5月に入ると、東北全域で出て来る山菜。7月までいろいろ種類が続く。
6月に入ると、関西に出て来る「鱧(ハモ)」
7月に入ると、酒田に出て来る夏牡蠣。解禁になった、どう猛な顔をして、香りの濃い「鮎」
8月に入ると、山形県全体に出て来る「だだ茶豆」。清水辺りで食べられる「太刀魚の刺し身」
9月に入ると、千葉が最初の「新米」、この後各地からの新米続く。
9-10月にかけて、京都でありつける「鱧とマツタケの土瓶蒸し」
11月に入ると、そろそろ出て来る牡蠣
12月に入ると、河豚〈の皮〉値段の関係です。北海道のシャケ。
世界自転車選手権で世界最年少で優勝して大選手になる道を突進していたとき、25才で「生還率3%」だったガンに突然かかった。これに徹底的な挑戦をし、奇跡、神秘的な生還をし、その上1年後に何とあのツールドフランスで総合優勝した。その後すぐに今度は人工授精による子供を授かった、ランス・アームストロングの本「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく」を読んだ。訳者の後書きに「こんな劇的な人生があるだろうか」と記述してある。現在米国では、タイガーウッズ、マイケルジョーダンと並ぶスーパースターになっている。本当にすごい人生だ。
読み終わったのが今日午後で、最後に「シドニーオリンピックに出場」と書いてあったので、びっくりしてテレ番を見たら午後4時から「自転車クロスカントリー」とあり、時間を見たら3時30分、慌ててテレビに走り、ずっと見ていたらテレ番通りに進まず、陸上をやっている、他のチャンネルも全部ダメだ。何でランスを出さないんだ、バカヤローと頭に来て、事務所に駆け上がってインターネットで検索をしたら、日本語のページは自転車が出ていない。国際性が無い日本人のバカメガと怒鳴り、英文の公式ページで調べたら、クロスカントリーではなく、27と30日に行われるロードレースの方にでているようだ。間に合った。癌、自転車、人工授精、新しい米国のヒーロー、それに「劇的な人生」に興味のある方は、今からすぐに本屋に走って27日朝までに読み、オリンピックを楽しむんですね。〈00.09.24.17:25.事務所で〉
追記:結果は銅メダル!!。優勝したエキモフ〈ロシア〉のコメント「彼の走りは、見ていたすべての人に感動と勇気を与えた」(10/1)
早朝の飛行機に乗るために、吉祥寺から中央線各駅停車に乗り込んだら、荻窪から乗ってきた頭部光沢度90%ぐらいのまじめそうなおじさんが、ビジネスバッグと一緒に持っていた手提げ袋から弁当を出してゆったりと食べ始めた。
横目でメニューを見てみると、赤飯におかずが数品の手作りで、愛妻弁当といったところだ。よく噛む健康志向タイプの咀嚼で、なかなかよろしい。
新宿を過ぎても半分程度で、信濃町辺りでやっと食べ終わった。ゆっくりと食べているのを横で見ているのも疲れる。
大きめのハンカチで空の弁当箱を丁寧に包んでから袋に入れたが、直ぐに別のパックをとりだした、枝豆だ!デザート代わりなのかもしれない。約20個ほどの枝豆をゆっくりと食べ始めた、電車は四谷を過ぎた辺りだ、このおじさんどこで降りるのかが気になりだした。
やっと枝豆を食べ終わってパックを袋に戻したら、また別のパックをとりだした、今度は杏仁豆腐のデザートだ!という事はさっきの枝豆はデザートではなかったのだ、少し目先の変わったバランスの良い取り合わせである。
電車は水道橋にさしかかっている、この様子ではどうも終点まで行くみたいだが、杏仁豆腐を早く食べないと東京駅に着いてしまうと心配になってきた。
神田に入る前に食べ終わったので安心したら、今度は500ミリリットルのお茶のペットボトルを出して飲みだした、伊藤園のやつだ。今までのは全て全部きれいに食べていたので、このボトルも全部飲んじゃうのかな?そうならすごい胃袋だな、この早朝に、と思ったら、2口ほど飲んで袋にしまった。
ああやっとこれで全てすんだ、間に合ったと思ったら、今度はティッシュペーパーを出して鼻をかみだした。これで仕上げかと思ったら、今度は缶飲料をとりだした!!
電車は東京駅の3階ホームに向って上りだしている。お茶をのみ、鼻をかんだ後まだ何を飲むのか、これはしっかりと確認しなければならないのだが、缶の裏側がこちらに向いているのでわからない、電車はホームに滑り込んでいるのだが、このおじさん缶をしっかりと動かさないので、何だかまだわからない、早く確認しないと到着してしまう。どうしてもわからない場合、後をついて行って確認しようと決心をした、知らなければすまない心理状態になってしまったのだ!!
とうとう到着をしてドアが開いたので、おじさんの反対側に回り込んだら、後をつけるまでもなく缶の表示が大きく見えた、メーカー不明だが、最後のコースは、なんとトマトジュースだった、何でこれが最後なのだろうか?まだあるのだろうか?まさか?!
おじさんは東京駅の雑踏の中に消えていった。(00.9.1.米子行きの全日空内)
1週間ニューヨーク滞在中に「オペラ座の怪人」と「シカゴ」を見ました。本場ものは違いますね〜!「オペラ座の怪人」で闇に消えていくファントムのエンディングは感傷的で、朗々と歌い終わったあとの残響が外に出ても耳にこだましていました。「シカゴ」は出演者全員が強い個性があり、力強く躍動するダンスは素晴らしいものでした。ニューヨークのミュージカル界の裾野の広さと厚さの頂点に立っていますね。「シカゴ」のエンディング後、お客さんが帰るのをオーケストラがなんと、演奏で送ってくれるのです。うれしいサービスですね〜。
ミュージカルは夜8時に始まり、10時半頃終わります、良い体調で見るためには、朝ゆっくり起きて遅めの朝食、その後博物館や美術館あるいは買い物をして、午後3時頃にワインで遅いランチをとってからホテルに帰って昼寝(夕寝?)、7時頃起きて劇場に行ったら良いですね、終わってから遅いディナーです。日曜日の場合「シカゴ」は午後3時からですから、11時ごろにでも遅いワイン付きのブランチをとり、昼寝をしてから行き、終わってからディナーですね。(ニューヨーク.2000.8.7)
昨年スイスで行って好評だったということで、今年はニューヨークで2回目の牛カーニバルが開かれていました。展示されている牛は、9月に入ってからカーニバルが終了すると、1頭づつオークションにかけられます、興味のある方は参加してみたらどうでしょうか(インターネットで探せば出て来るでしょう)。(ニューヨーク.2000.8.7)
焼津で夕方仕事が終わり、東京経由で米澤に行くのに、接続が悪くて東京駅で2時間も空いてしまった。そこで丸ノ内側の東京ステーションホテルに行くことにした。このホテルは、内田百間(ヒャッケンのケンの字が違いますが、ワープロの辞書に出てこないので、これで失礼)のお気に入り(225.322号室とレストラン)、松本清張の「点と線」(209号室)、川端康成が「女であること」を執筆し、この小説の映画化で原節子が窓からホールを眺めるシーンで使い、当時女性の宿泊希望者が殺到した317号室、その他「江戸川乱歩の部屋」216.218、「石橋湛山内閣組閣の部屋」204.206、夏樹静子の世界(ミニロビー)、など、作家と近代史の世界をそのまま残してある(集英社文庫「東京ステーションホテル物語」飯村直樹著)。
丸の内南改札を出ると雑然とした風景だが、上を見上げるとドームがあり、窓が並んでいる。実はこの窓は客室で、この部屋に泊まれば、翌朝人々が会社にバタバタと急いでいくのをゆったり上から眺めることが出来るのだ。
改札を出てすぐ左に入って20メートルほど行くとホテル南側の入り口があり、ここを入ると別世界になる。2階にあがると直ぐにバー「カメリア」がある。小さなバーなのだが、得意客がひっそりと飲んでいる。窓の大正か明治の頃の作と思われるガラスを通して、夕方にはラッシュアワーの混んだ電車が少しぼけて見える、天国から磨りガラスを通して下界を覗く気分だ。のど越しの良いビールを一杯、その後黒が半分入った濃い地ビールを一杯飲みながら、隣のメインダイニング「薔薇」をバーテンに予約してもらう。「薔薇」の中は、帝政ロシアの宮殿(の片隅)といった、小さいが立派な作り。ここの名物はビーフシチューで、ソースは明治の築地精養軒の流れを汲んでいるという、肉は結構歯ごたえが残っているタイプ。ここを予約するならもちろん線路側が良い。
皆さん、東京駅で時間が出来てしまったら、ぜひどうぞ。あ〜〜〜っとそれから、ディベロッパーの皆様へ、ここの開発など考えないで、ぜひそっとしておいて下さい。あの京都駅前の「絢爛悪趣味、歴史を愚弄する悪魔の巨大箱」のようなことをしないで下さいね。(00.7.10.焼津から米澤への途中)
「もしも地獄が一面に凍りついたとしたら、2月のバイコヌールのようではないか」これは、ロシアの宇宙船打ち上げ基地バイコヌールの寒さと混乱状態の表現で、「ドラゴンフライ・ミール宇宙ステーション悪夢の真実」ブライアン・バロウ著、筑摩書房。すごい表現ですね。
米国とロシアがミールを共同運行させることが決まった後、ロシアのコントロールセンターに米国側が行ったら猫がいた、米国人はびっくりして「なぜ猫がいるんだ」と聞いたら「ネズミをとる為さ」という答えが返ってきた。ロシアの宇宙飛行士が出発する最後の神聖な儀式は、ガガーリンが最初に行い、今でも綿々と引き継がれている、それは、ロケットに向かうバスが観客から離れて見えなくなった辺りでバスは止まり、飛行士は下り、バスの右側後輪に立ちしょんべんをすること。ロシアの飛行士の報酬は給料とボーナスで成り立っている、ドッキングがコンピュータでうまくいかなくて手動で行い成功すると千ドルのボーナス、しかし、滞在中の膨大な作業で一つ失敗するごとに給料からマイナスになる、だからうまくいかなくても故障をしても黙っている、そしてミールはボロボロになった。NASAはロシアの飛行士がミールの中でたばこを吸いウオッカを飲んでいるのを知って驚いた、ウオッカは「心理サポート」の名目で補給されていた。宇宙のドタバタを冷静にレポートし、乱暴に表現している本です。00.6.21.山形県村山市の最上川沿いのクアハウスで。
・ある天才数学者がタクシーに乗ったら、そのタクシーナンバー「1729」を見て「非常に面白い数だ」と言った、なぜならば「2つの数の立方の和として2通りに表せる、最小の自然数」だという。答えは、1,729=12の3乗X1の3乗=10の3乗X9の3乗
・やはりある数学者が脳の手術を行った後、脳みそが正常に働いているか医者が質問で確認しようとして「8たす13はいくつか?」と聞いた。数学者はそんな質問をされたことがないので困惑して頭を振ったら、その医者は「では、20の平方根はいくつか」と聞いた、数学者は即「およそ4.4」と答えた。医者は笑ったので、数学者は「違いますか?」と聞いたら、「私にはわかりませんよ」(要するに数学者の脳は正常だったということ、20の平方根など普通の人は直ぐに答えられない)
・三角形の内角の和は180度とは限らない、なぜならば・・・
・現在発見されている最大の素数(その数と1でしか割り切れない整数、2.3.5.7.11.13)は909,526桁の数字で、2の3,021,377乗から1を引いた数(1998年発見)
こんなことがたっぷり詰まっている本が「放浪の天才数学者エルデシュ」ポール・ホフマン、草思社。面白いのなんのって(私は変人かな?)00/6/8/事務所で)
米子で乗った全日空の席が「2B」だった。乗り込んでみると、この飛行機は前に2列8席のビジネスクラスシートがあり、この中の「2B」だった。ビジネスクラスを買っていないので聞いてみたら、ビジネスクラス席がある飛行機だが、ビジネス料金は設定していない便だそうで、どうもマイレージクラブの会員だったせいかこの席に指定してくれたようだ、得した!
「2B」で実際にあったジョークを思い出した、
シドニー発成田行きのカンタス航空機ファーストクラスで、「2B」シートの客が2人になってしまった。ダブルシートである、時々こういうことがある。あいにく満席で、2人の客は険悪な空気になった。そのときフライトサービス主任が来て、眉間に大げさそうにシワを寄せて一言
To be, or not to be, that is the question.
これは、ハムレットの有名な独白「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」で、"To be"と、座席番号の「2B」をかけ「2Bか、2Bでないか、それが問題だ」というジョーク。これで雰囲気が一気にほぐれ、結局、一人現われないファーストクラスの客が居て解決したそうだ。(翻訳家の菊地敦子さんが"Online today"に発表した原稿から)00/6/6/米子-東京便
ドイツ料理の代表はソーセージやアイスバイン、これがおいしい店が銀座にある。まず頼むのは「ビールのメルセデスと呼んで下さい」という謳い文句のビールで、アルコール分8%、まるでワインのようなビールだ。大きな電球を逆さに立てたような専用グラスにウエイターが「このビールは美味いよ、だからこうやって慎重に注ぐんだ」とでも言いたげに真剣に注いでくれる、瓶には泡が残ってしまうが、絞るようにして泡も最後まで移すと、グラスの上3センチまで泡が盛り上がる。このビールはいつも私がやっているように一気にグーと飲んではいけない、ゆっくりと味わいながら飲む。そろそろ出て来るソーセージとアイスバインが最高だ、アイスバインは量が多いので(何しろ骨付きすね肉1本ですから)3人以上で行ったほうがいい。
アイスバインは、赤身のすね肉の周りはこってりトロリとした脂で包まれているので、すね肉と脂を適度に一緒に切り取り、同時に口に入れると、赤身肉のさっぱりさとトロリ脂肪が一緒になって最高である。そして濃い味のマッシュポテトと酢キャベツを間に食べながら、濃厚ビールで美味しさをさらに増幅させるのである。
すっかり骨だけになってしまっても、未練に満ちた目で見ていなくても良い、未だ食べるところがある。間接の間にナイフの先をちょっと入れてひねると、関節がパリッと外れ、関節の間の潤滑になっている皮のような軟骨が現われるので、これを齧るのだ。骨を持ちながらジョイント部分をがりがりと齧っている姿が墓場だったら大変なことになるが、レストランならシェフが喜ぶだけだ。
さて、楽しんでいたビールは料理が来てしばらくすると残念ながら無くなってしまうので、ワインに移る。ドイツの白ワインは甘口なので、私は飲むことはないのだが、ここのハウスワインは全然違って、荒々しく、トンカチの様な激しい辛口なのだ!!こんなワインがあったのかとびっくりする。サラダ代わりに「ホットポテトサラダ」も一緒にどうぞ。すっかり満足してレジに行くと、品のいいおばさんが(経営者かもしれない)懐かしい算盤で計算をしてくれるのです。場所は銀座三笠会館の右2〜3件隣の1階「ケテル」03-3571-4642。(00/06/03.事務所で)
1.「パーミッションマーケティング」セス・ゴーディン著、翔泳社、2000円:乱暴にかかってくるセールス電話のような「土足マーケティング」の時代は終わり、これからはソフトに展開する「ともだちマーケティング」の時代になる。
2.「ティッピング・ポイント」マルコム・グラッドウエル著、飛鳥新社、1700円:なかなか売れなかったものが、あるポイントを境に突然売れ出すようになる、このポイントを知り、マーケティングに活かそう。
3.「マンハッタンの怪人」フレデリック・フォーサイス、角川書店、1500円:闇の中に消えて行ったあの「オペラ座の怪人」がその後どうなったか、わくわく・ドキドキ・驚愕の続編。
4.「始祖鳥記」飯嶋和一、小学館、1700円:天明5年(西暦1783年)日本で始めて空を飛んだ、夢を実現した男の話。読んでいると雄大な総天然色大映像が広がってくる素晴らしい文章。
5.「ハンニバル」トマス・ハリス、新潮社、文庫版:「羊達の沈黙」で「知的殺人者」レクター博士は、脱獄し、南米に消えていったが、その後どうなったか。前作がヒットをし、大金持ちになったトマス・ハリスはその後、多分世界を旅し、フィレンツェが気に入り、世界の美食、ワインをたっぷりと味わっていたのだろう。その結果、おいしいものを味わっているときは誰もしゃべらなくなる現象「美は沈黙を作る」だったのが、黙っていられなくなって、この続編を書いた、という偏見と独断の解釈をしたくなるような内容だ。残虐殺人の方法、グルメ、美、フィレンツェ、ロマン、これらを一緒に味わえますよ。(00/06/02.事務所で)
暑くなってきましたね。自転車でプールに行っているので、帽子を買いました。先日始めて会う人と東京駅前で待ちあわせることになり「特長」を聞いたら「禿げてて帽子をかぶっています」というので、「それではわからないじゃないですか」と返したら「大丈夫」と言う。行ってみたら、見事にはげた人が帽子を手に持って立っていて、すぐにわかりました。(00/06/02.事務所で)
あの「オペラ座の怪人」で、闇に消えて行った怪人はその後どうしたか。これをなんとあのフレデリック・フォーサイスが書いた。「マンハッタンの怪人」(角川書店)。フォーサイスの一連の小説はダイナミックだが、これもすごい。スパゲティのように絡まりあった人間関係が、ジグゾーパズルをはめ込むように驚愕の展開をしていく、ハラハラドキドキの展開だ。「オペラ座の怪人」を見たり読んだりした人は必見ですね。(2000.3.22.米沢市内)
日本経済新聞社の「パソコン革命の騎手達」を読んだ。「ジェットコースターのような楽しい人生」と表現をした西和彦や、ビルゲイツ、スティーブジョブズなど、パソコンで世界を変えた人たちのダイナミックな人生が記録されている。
そこで私のパソコン遍歴を振り返ってみると、最初に買ったのは多分1987年だと思うが、マッキントッシュプラスでメモリー1メガバイトになったばかりの「画期的大容量」(それまでは512キロ)で398,000円。一緒に買ったハードは、80メガバイトのハードディスク、何と30万円。キャノンのスキャナー、これも何と30万円。プリンターはイメージライタ2で、インクリボンで何とカラーも打ち出せる画期的なもので、これにオプションの自動給紙をセットして、30万円ぐらい。ソフトの方はエルゴソフトのEG Wordで、忘れたけど数万円だったと思う。もう一つがエクセルで、この最初のバージョンは2DDの800キロしか入らないフロッピーディスク1枚に入っていた!パッケージを開けたらぺらぺらのフロッピーが1枚出て来たのを家内が見て「何でこれが98,000円もするの〜」とほとんど文句を言っていた。頭に来たので、ディスクの両端を指で挟んで、息を吹きかけて、フロッピーをくるくる回してしまった。全て合わせて150万円近く、金がないので5年ローンにした。
しかし、使い始めてこの機械の素晴らしさがわかり、最初にまずブラインドタッチを覚えた。というのは、米国人の友人が「ブラインドタッチにすると、手書きスピードの3倍にはなるよ」といわれたからだ。そこで1,800円のローマ字入力のタイピングテキストを買い、元旦から始め、3が日で大体指が覚え、一ヶ月で書くスピードとほぼ同じになった。変換精度が良くないが、さらにタイピングを早くすれば手書きよりも早くなるのが確実なことがわかり、約3ヶ月で3倍ぐらいになった。
このころ、クライアント向けに毎月ニュースや原稿を数十ページのレポートにして送っていたのを、リクルートが始めたファックス同報サービス「FNX」に変えた、毎日1枚のファックスを送るのだ。パソコンから直接リクルートのコンピュータにアクセスして送るといったら、「そんなことをやるのは日本であなたが初めてです」というので、本社から二人来て接続まで確認してくれた。同じ頃日経の「ニューステレコン」を使い始め、電話線で記事データが手に入る便利さにびっくりした。このサービスの最初は検索した記事を印刷して打ち出すもので、ダウンロードが出来ないようになっていたのだが、私はズルをして、一気にダウンロードが出来るようにソフトを作ってしまった。(その後しばらくしたらダウンロードが出来るようになったが)
この後は、マッキントッシュの2CX、LC475、LC525、PowerBook5300、互換機のモトローラStarMax、そして現在はPowerBook G3だ。PowerBook G3になったら、このスピードと容量(6ギガバイトのハードディスク)で、メインコンピュータになってしまい、事務室にあるディスクトップがバックアップになってしまった。これさえあれば何日出張していても、大体の資料をもって歩いているようなものだし、携帯電話に接続してどこでもメールチェックが出来る。ハードディスクの名前を「FD-office」にして、快適快適。私の古いのが家族に行き、全員がマッキントッシュで、さらにiMacが欲しくて買い、iBookもでてしばらくしたら欲しくなって買い、ウインドウズ系も無いと困るので安物を買い、ずいぶん金を使ったもんだ。
まあしかし、パソコンを高価なころから使っていてよかったのは、同じ時間でパソコン無しと比べて最低10倍以上の仕事とコミュニケーションが出来ることだ、(2000.3.22.福岡から山形にどう行ったらいいか調べたら、名古屋までJAS.特割りで12,000円。名古屋からJAL.こちらは定価の2万円、各1時間の飛行と、名古屋1時間の待ち合わせ。始めての飛行コースだ、快適。現在名古屋を発って、中央アルプスがきれいに見える。)
札幌千歳空港で、また大雪にあった。今年はよく雪事件にあう年だ。午後1時発の便が突然の雪のため遅れる、というアナウンスがあったのは定刻の25分ほど前だ。
手順1.は、天候調査。このために30分かかった。結果、2時ごろに出発できるかもしれないというアナウンス。
2時が近づいたら、天候調査ではオーケーになったが、手順2.は、フライト場所に行くまでのタキシング通路の状態の調査だ。結果、この除雪のために、30分かかるということ。
この通路を除雪している最中に、やっと手順3.の、搭乗になるが、次の手順4.は、飛行機に積もった雪の除雪だ。かなりの量の雪が機体と翼に積もっているので、これを除雪しないと飛べない。このために、特別の車両が活躍する。この車両は、大型車で、運転席が一つ、巨大なミラーがあちこちについていて、機体やタラップなどの間を移動する際に事故にならないように周囲を監視できるようになっている。運転席の上部にも窓があり、この窓にも頑丈そうなワイパーが動いている。車両の後部からクレーンのようなバーが出ていて、その先に一人乗りのゴンドラがあり、除雪担当者が一人入っている。ゴンドラに付いた2メートルほどのノズルから高圧の空気を機体の上に溜まった雪に吹きつけて吹き飛ばしてしまうのだ。これが目に見える範囲で2台動いていた。客席の屋根の上の雪が吹き飛ばされて、吹雪のように落ちていっている。この除雪作業に25分といっていたが、実際には40分ほどかかった。
ここらで時間は4時を過ぎている。手順5.は、やっと滑走路に向けてタキシングしていく。かなりの雪があり、すべるので、実にゆっくりと移動している。いくらゆっくりでもいいよ、飛び出してくれさえすれば満足満足。
手順6.は、感動するほど大掛かりなものだ。窓から見ていたら、横にかなりの数の超大型ブルドーザーが並んでいる。数えてみると先導車の1台を除いて、何と18台だ。どうするのかと思ったら、私の乗った飛行機がタキシングを始めると、その後を一列縦隊で付いてくる。飛行機がタキシングした後、18台が並んで除雪をしてきているのだ!!。映画のダイハードだ。見ると一列なのだが、実際には最初のブルドーザーが中央部を除雪し、その後が寄せた雪をその外側に、さらにその次がさらに外側、という方法で、一気に雪をタキシングラインの両側に寄せてしまうのだろう。そして、そのブルドーザーの行進の後に、以前乗ったスカイマークエアラインのマイクロソフト号がついてきていた。
手順7.は、やっとフライト、時間は5時、4時間遅れだ、しかし、スリルがあって面白かった。離陸直後下を見ていたら、タキシングしている別の飛行機の後にもブルドーザーの行進が見えた。こちらは11台だった。千歳空港にはいったい何台のブルドーザーがあるのだろうか。雪煙の中のブルドーザーの行進は印象的だった。(2000.2.28.千歳から羽田へ向かう日本航空機内)
いい映画です。音楽とともに最後の字幕が終わり、館内照明がつくまで、一人も席を立ちませんでした。2回見てしまいました。
この後数日してから本屋でこの本を見つけました。このロマンチックな物語は、イタリアでの舞台からで、その台本が本になっているのです。芝居はイタリアでもう百回以上上演されているそうです。台本の内容と映画とは少し違っていて、映画のストーリーのもっと深いところまで楽しめます。そして、また映画に行くか・・・(2000.2.18)
*おいしいものは、安全なんですよ。腐りかけていればおいしくないですから。
*おいしいものには、希望があります。皆さん、もし落ち込んだら、おいしいものを食べに行って下さい、そうすれば希望が湧いてきます。
*おいしいものには、文化の香りがあります。その料理が作られた歴史があったり、食材の歴史的変化や成長もあります。
*おいしいものには、ドラマがあるんです。作った人のドラマだったり、収穫のドラマがあるんです。先日山形で食べた生ガキがあまりにもおいしくて普通ではないので聞いてみたら、「松島湾産なんですが、松島湾には実は2本の大きな河が勢いよく海に流れ込んでいて、これはその内の一本が流れ込んでいるところで収穫したもので、ここでとれた牡蠣はすべて知っている人、わかっている人が確保するんです」ということなのです。海に向かって勢いよく河が流れ込んでいる小さなエリアは、珠玉のようにおいしいものがとれる場所なんですね。
*おいしいものの最終的な条件は、手ごろな価格です。金を払うとき、高すぎたら興ざめです、第一「ドキ!」っとして心臓に悪いです。(2000.2.4.くりこま高原から東京に向かう東北新幹線)
最近、神奈川県警管轄で、交通違反で捕まったとき、流行っていること。
神奈川県警「交通違反ですよ!」
捕まった人「すみません」
神奈川県警「罰金です、切符切ります」
捕まった人「何とか勘弁してくれませんか?」
神奈川県警「ダメ!!」
捕まった人「ああ、そうかよ!助けるのは身内だけかよ!!」
神奈川県警、無言で走り去る。 (2000.2.横浜のパーティーで話題になっていたこと)
1月の2週目に、急用があって札幌に行ったら、札幌の運転手もびっくりする大雪の日だった。着いてわかったのだが、慌てて前日の夕方行っていたら、全便欠航だったそうだ。用事を済ませて札幌駅に向かうタクシーの運転手がいうのには、明日「今年最高の寒波」が来る、今日飛ぶんで良かったですね〜〜。危ないところだった。
3週目に米国ワシントンに居て、また雪。またまた「今年最高の寒波」。道路も凍りついている。夕方仕事が終わって外に出たら、ワシントンは役所の町なので、仕事を終えた人たちが一斉に車で帰路に着くが、凍った道路で渋滞し、見渡すかぎりの道路に車がびっしりと詰まり、びたりとも動かない。翌朝HACCPの教授に聞いたら、家まで20キロの距離を5時間かかったそうだ。そんな夜にステーキハウスを予約していたのだが、タクシーが来ないどころか、全く動かないので、30分近くつるつる歩いて根性で行った。道路が空くまでゆっくりと食べ、たっぷりとワインをのんだのだが、終わってもまだタクシーが来ないので、隣のホテルのバーに飛び込み、さらにワインを飲んでしまった。美味かったけど、疲れた〜〜〜。
4週目は、米国から帰った後博多に行き、その後新幹線岡山経由で米子に入ったら、また雪が降ってきた!!ワシントンで風邪を拾ってしまったので、外に食べに行かずにホテルのレストランに入り、店長に「ホットワインくれ〜〜!!」と言ったら、「温度は?」と来た。なかなかわかっていてよろしい。もちろん「60℃」。そのうえ仕上げにホットレモネードをサービスしてくれた、さらによろしい。雪事件の連発の中でのほっとした一コマだ。そして「明日はきっと大雪ですよ」と店長の予想。翌朝は大雪、またまたまた「今年最高の寒波」!。いい加減にしてくれ〜〜。午前中に仕事が終わったので、昼の便に乗ろうと思ったら、「欠航」、その後の3時過ぎの便は「未定」。慌てて隣の出雲空港に聞いたら「全く問題ありません」というので15:45発で帰ることにした。待合室で本を読んでいたら、何となく周りの様子がおかしい、急に明るくなったのだ。ふと外を見たら、突然すごい雪になっている、またまたまたまた雪だ〜〜〜!!。滑走路どころか、すぐ前に止まっている飛行機もほとんど見えない状態だ。まさか、と思ったら「突然の大雪で、搭乗をしばらく見合わせます」のアナウンス。こういう場合普通ならば「帰れないこと」を楽しむところなのだが、今回ばかりは、札幌、ワシントン、博多、米子と、長い連続出張で、その間風邪を引き、疲れ、「ウチニカエリタイヨ〜〜〜」。結局少し遅れただけで、何とか東京にたどり着きました。来週はどこで雪事件が起こるか?2000.1.28.米沢から東京に向かう新幹線車内。
大きな流れは3点だと思います。1.ヘルシー、2.HMR、3.HACCP。「3H」ですね。ヘルシーには、ナチュラル志向、ダイエット、オーガニック、健康志向といったことすべてが含まれます。HMR(ホームミールリプレースメント:家庭の食事の代行、レストランメニューの小売り化)は総菜やデリバリー、フードサービスの小売り化といったことに「おいしいものを簡便に」が、すべて入ります。HACCPの方向は安全な食を求める消費者サイドと対応する全食品産業の方向で、今後さらに進んでいきます。
最近御手伝いをさせていただいているHACCPの構築は、食肉加工、大型と畜場、ドレッシング、ジャム、ムース、製氷、カット野菜、パン、豆腐、魚切り身、カニ加工、漬物、調味料、牛乳、点心、清涼飲料、卵、アウトパックセンター、珍味などで、依頼も、食品メーカー側、建設側、コンピュータ企業側、小売店やフードサービスのユーザー側と、多岐にわたっています。HACCPのニーズは実に多くのところにあることを実感しています。
こんな中で、HACCPの本を出すことが出来ました、日本経済新聞社から「これで完璧!HACCP導入のポイント」1900円。世界一分かりやすいHACCPの本を目的としました。そのため、私が書いた乱暴な文章を日経の大竹さんが見直したあと、フリージャーナリストの中村聡樹さんがさらに優しく書き直す方法になりました。おかげで自分で読んでも実に分かりやすい本が出来たと思っています。書店での購入か、あるいは日経にファックスかメールで申し込むと、直接宅配されます、これが早いです。申込書は以下から引き出すか、ファックスで弊社にご請求下さい。10冊以上ご希望の場合は、著者紹介割引価格(2割引)があります。
http://www.st.rim.or.jp/~kato-fd/haccp-nikkei-book-waribiki.html
昨年夏に、高機能のノートパソコン、マックの「PowerBookG3」を買い、移動中に原稿や仕事ができる魅力を発見しました。最近は電子メールの連絡が主になってきましたので、携帯電話をつなげるだけで頻繁に連絡がとれる方法はストレス無しです。事務所に来た重要なファックスも、画像でメールに添付することが出来ます。大半のデータはすべてハードディスクに入っているので、事務所を持って歩いているようなものです。このハードディスクの名前は「FD-Office」と付けました。原稿や資料作りはほとんど出張途中でやります。飛行機内に持ち込める小型のキャスター付きキャリーバッグに洗面道具と一緒に詰め込めば、当分帰らなくても大丈夫です。何しろ私は旅先で毎日洗濯をするので、着替えも1セットあればすむんです。出張をいくつもつなげて、流れ歩くことが出来ます。おかげで遊ぶ時間が出来るようになりました。途中1日ぐらい日程が空いても帰らず、関西方面の場合は京都ぶらぶらとお馴染み先斗町小料理屋だったり、のんびり列車移動を楽しみます。東北だったら温泉を画策しています。
この間まではスカイパーフェクTVの100チャンネルの音楽放送を契約していたのですが、ライトクラシックなどの好みのチャンネルは3チャンネル程度しかなく、それも2時間毎に繰り返しなのです。そこに、なんとCDが300枚入るチェンジャーが発売されました。ソニーとパイオニアからで、5万円程度です。昔のジュークボックスの超小型版といったところで、Lサイズのピザボックスを5枚ほど積み重ねた大きさ。入っているすべてのCDを対象にランダムに再生することが出来ます。ずっと聞いていると、こんな曲があったのかということがしょっちゅうで、うれしくなります。自分のCDに加えて、CDRライターを買ってきて、家内や子供たちの持っている中からよさそうなものを借りてきてすぐに1枚190円のメディアにコピーして加えました。現在110枚入っているので、すべてを聞くのに1日8時間聞くとしても2週間はかかります。そしてさらに、あと190枚!!も入るのです。
「ディスカバリージャパン」「そうだ、京都行こう」など、JRの広告コピーは素晴らしいものがありましたが、先日見つけたのは「21世紀のことより、今度の休日を楽しんで下さい」実にいいですねえ。短絡的といわれればそれまでかもしれませんが、あした彗星がぶつかって地球が無くなっちゃうかもしれないし、死に物狂いで働いてお金を貯めて老後ゆっくり楽しもうと思っても老後になったときには体が動かなくなってしまうかもしれないし肝心のお金が逆になくなってしまうかもしれないし、今度の夏は丸一ヶ月休暇を取って地の果てのリゾートでのんびりと思っていてもスケジュールが次々と入ってしまうこともあるし、それなら明日行こう、いいですね〜〜。
◇ それでは今世紀もよろしく御願いいたします。(2000.1.1)
先週ワシントンDCに25人ほどで行っていて、ステーキハウスに行ったら、これだけ日本にも肉が普及してきたのに、ステーキの楽しみ方を知っている人がいないことに気がついた。日本にいると、サーロインステーキとヒレステーキ(関西ではヘレステーキ)しか知らないし、しかもサシ(霜降り)がある程度入った日本的なものになってしまう。しかし、米国のステーキハウスでの一般的なステーキというのは、赤身の多い肉で、それをじっくりと熟成させたものである。牛肉というのはと畜後すぐに食べるとおいしくない、まるでゴムのように堅くて味がない。「活き締めの刺し身」とは言うが、「殺したての牛肉」と言わないのはそのためだ。
低価格の赤身の多い牛肉を、クリーンな「熟成庫」で3週間ほどおいておくと、熟成をして、柔らかく、旨味が出て来る。この肉だと、脂肪が少ないので、たくさん食べられるし、脂肪太りの心配もない、味がたっぷりと、噛めば噛むほど出て来る、そして安い。ということになるのだ。
ステーキの種類は、日本で言うサーロインステーキは「ストリップロインステーキ」という。ヒレ(ヘレ)はテンダーロインステーキ。この他であるが、日本ではほとんど無いし、あっても目の玉が飛び出るほど金を取られてしまうが、しかし米国ではポピュラーなステーキがある、ポーターハウスステーキである。日本で時々Tボーンステーキというのを見かけるが、部位的には同じである。ストリップロインとテンダーロインの両方がT型の骨の両側にあるやつである。ところがポーターハウスステーキはテンダーロインの部分が特に大きいところ、全体の1/3ぐらいになっているものを特に指す。ポーターハウスステーキを以前ウエブスターという、日本での「広辞苑」的な辞書で引いてみたら「お肉屋さん」という意味もあることを発見したが、要するに「お肉屋さんの勧める、ステーキの中のステーキ」と言ったところだろうか。これを食べない手はない。ちょっと高級なステーキハウスに行っても、30ドルもしない。ストリップロインステーキよりも少し高い程度である。重さは一般的には600グラム程度である。でも、さっぱりしているので結構食べてしまうものである。
リブステーキというのは日本でも少しずつ出て来るようになってきた。ストリップロインは腰の部分だが、リブステーキは背中の部分になる。だから版が大きい。この切り身の形を思い出してもらうと、中央部の芯の部分と周りの部分で出来ている。この芯の部分だけを取りだした、ぜいたく高品質ステーキがデルモニコステーキ(オーストラリアとニュージーランドではこれをスコッチフィレと呼んでいる)である。これも美味いよ。
ところで、ニューヨークステーキ、あるいはニューヨークストリップというステーキがメニューに書いてあるステーキハウスが多いが、これはストリップロインの形がニューヨークのマンハッタン島に似ているところから来ている。ストリップロインのしっぽの部分をつまんでぶら下げたら、マンハッタン島にそっくりだからためしてみてください。
こんな話をしながらみんなでオーダーして食べだしたら、食うわ食うわ、ポーターハウスを注文した人も多かったが、ほとんど食べてしまっていた。
ところで、こういったステーキにあうワインは日本人向けにはカベルネ・ソービニオンだ。30ドル以上のでも頼んだらもう天国天国。今度米国に行ったらためしてみて下さい。(2000.1.25.岡山〜米子間、特急「やくも」で)
日経の大竹さんが企画をしてくれて、HACCPの単行本を書いた。12/16日に発売になる。この本は世界でいちばん分かりやすいHACCPの入門書を目的とし、しかも現場の工夫やアイデアを大量に入れ、すぐに実行できる内容、という欲張りなコンセプトである。見開きで2ページを一つの節で、読みやすく、この2ページの内容には一目でわかるメインテーマと、2行程度の「ポイント」も入れる、さらに小さなコラムも各節に入れる、という懲りようだ。
私は原稿を書くスピードは速いほうなのだが、文章は乱暴である。この本は私の書いた元原稿を大竹さんが手直しをしてくれて、さらにご自身もいくつも本を書かれているライターの中村聡樹さんがわかりやすく凝縮して親しみのある文章に書き直す、という形で、文章にも工夫をしている。
8月の初めから書き始め、夏の間に大半を書こうと思ってスタートをしたのだが、とんでもない。9月に入っても半分にもほど遠く、延々と書き続けた。一日2本(4ページ分)を最低書き、書いたらすぐに電子メールで大竹さんに送る。週末にもこのペースを崩さない体制で、朝早く起きて、急ぎの仕事があってもまず2本を書き、それから日常業務をするペースを課し、しっかりと守りながら、長い長いマラソンのように書き続けた。
最終原稿が終わったのが10月18日。その後最初のゲラが出て来てからコラムなどをさらに充実させようとなったり、一部差し替えになったり、厚生省の三木さんに協力してもらったりで、緊迫した日々が過ぎ、11月26日に「すべてを終わり、あとは本の出来上がりを待つだけ」というメールが大竹さんから入った。イヤー、長い長いランニングだったけど、現在、本を待つ充実感を味わっているところ。
ゲラを読んでびっくりしたのは、私の乱雑な文章が実に分かりやすく書かれていること、自分が読んでも驚く出来だ。大竹さんの企画と、文章を飛躍的にアップしてくれた中村さんに感謝します。99.12.3.
ワインは好きだけど、無数にあるワインを覚えきれない、しかし、おいしいワインは飲みたい。そして適当な予算で楽しむには、レストランでの注文をどうしたら良いか。という人は多いでしょう。格好だけつけたグルメなど雑誌を見ると、ワインのブランドとグレードなどと一緒に、「これを頼めばワイン通と思われますよ」などというアホな記事もあります。そんなことしてもプロはすぐにわかり、目は感心したふりをして、実はバカにしています。そこで、誰でも出来るワインの頼み方を教えます。その方法は、私のオーダーの方法を話せばいいことになります。ポイントは自分に正直に、ソムリエに教えてもらうことです。
あるとき、例えば4人でワインを楽しめるレストランに行き、ソムリエを呼びます。そこで私はこう言います「今日は、ちょっとした会食なので、特別高級なワインはいらないんですけれど、皆さんおいしいものが好きなので、手ごろな価格のワインを楽しみたいのです。4人の好みと適量を考えると、白ワインが2本、それに赤が1本程度になると思いますが、もしかするともう1本必要かもしれません。そこで、まず最初の白は、さっぱりとした、テーブルワインよりも少し上のものが欲しいですね。もしそれがハウスワインになるのでしたら、それをお願いします。次の白ワインはその上のクラスにして下さい、中級程度の価格で面白いお薦めのものがあればそれを。その後赤に入りますが、最終仕上げの赤ワインは少し重めで、でも価格はせいぜい5千円ぐらいで、今日の料理の仕上げにあいそうなものにして、もう栓を抜いて熟成させておいて下さい。しかし、もしかすると最終仕上げの赤の前に、何か1本欲しくなるかもしれないので、それが必要な場合は、2本目を一口飲んでから決めます。このようになった場合、もし軽めの赤が追加で欲しくなった場合に備え、それを予定に入れたうえで、最終の赤を決めてくれますか」という頼み方をします。
こうすると、ソムリエはとても喜びます。わくわくと選んでくれます。後はワインが来るたびに、ソムリエの説明を楽しんでから、ゆっくりと味わいます。これで2倍楽しむことが出来ますよ。99.10.27.
京都のいつもの小料理屋に行くとき、先斗町の路地をぶらぶら歩いていると、そこここからマツタケの香りが漂ってくる。もう秋か、今日は食べられるかな〜?鱧(ハモ)はもうおしまいかな〜?などと考えながら店に着き、いつものように胡麻風味の濃さたっぷりの突き出しおひたしで飲み始め、マツタケの香りの話を女将にしたら「ありますよ」!!。早速注文してフタを開けて覗いたら、京都定番、鱧の土瓶蒸しだった。うれしかったね〜〜、欲しいものが両方とも入っていた。散々飲んで食べた後、仕上げは鯛の頭を焼いてから出した出汁のにゅう麺、おいしいね〜〜。
さて、もうしばらくするとフグだね。99.10.7.
神田の祭りなどは別格だが、今日は吉祥寺の祭りだ。サンロードという商店街が主体になっているが、駅の北口からパルコにいくバス道路を止めて、全部祭りに開放していた、あれだけ大量のバスを迂回させてしまうのだからすごいね、文句を言おうものなら「今日は祭りだ、何言ってんだ」と怒鳴られそうだ。北口の前に太鼓のステージをつくり、今はサンロードを練り歩いてきた神輿が集合中だった。サンロードの中を練っていたのを見ていたら、7つぐらいが並んでいたが、いったいいくつあるのだろうか。ここの祭りは住人参加者があふれていて、担ぎ手がぎっしり。ハンテンも何年も使っている年季の入ったものばかりだ。若い女性もかなり出ていて、肩が届かないでぶら下がっているのも結構いる。まあしかし本当に担いでいる背の高いのは疲れてくるので、彼女達にもそのうち重量がかかってくるでしょう。あれだけ若いのが集まって気合いを入れているのを見るのは、じつに気持ちがいい。サンロードは活気があっていいね。(99.9.12)
久しぶりに北海道のトマムに来ています。バブル崩壊のあと経営危機に陥ってい