HACCPは「認可」「許可」ではなく「自主管理」ですから、HACCPを行なう行なわないは自由です。
しかし、HACCPを行なうと、
販売先からの信用がえられます、営業力になります。
製品の安全性だけでなく、品質も良くなりますから、商品力が付きます。
製造効率が良くなり、歩留りが良くなり、ロスが無くなり、利益がでます。
つまりは、企業力になるわけです。
工場を立ち上げるときは、HACCPを行なう行なわないは別にしても、HACCPの考え方を取り入れた設計と工事を行うべきです。
対応すると、清掃洗浄などの衛生管理が楽に効率的になります。なぜなら、汚れにくく、汚れてもすぐに落とせる構造にするからです。
床などの費用は高くなりますが、総合的に、それほど高くなるわけではありません。
建設会社によっては、過剰な設備でないと「HACCP対応」ではないといいますが(結構こういった建設会社は多いのです)、そんなことはなく、その工場のレベルにあった施設設備をすれば、低価格で、長く使える工場にすることが出来ます。
食品工場だけでなく、食品関連の工場、パッケージ資材や、流通、倉庫、組み立てなどの工場も、HACCPの考え方をこれから取り入れる必要があります。弊社では脱酸素剤の製造工場の改修のお手伝いもしました、これは、納入先の食品メーカーからの要望があるからです。動線、ゾーニング、密閉性などから、改修が必要になってきたからです。
ある総菜工場では、HACCPの考え方を入れない場合と、入れた場合の、建設費用を試算したら、HACCP対応にした場合、3割ほど高くなることがわかりました。もちろんHACCP対応にしたのですが、その後1年間で、年商は1.5倍程度になりました。
HACCPのことを考えないで工場を建てたとしても、長くとも数年以内にHACCPのことを考慮した改修、多くは大改修が必要になることは間違いありません。最初からHACCPを考慮されることをおすすめします。
そのためには、HACCPを良く知っている設計と工事ができるところを選定することをおすすめします。もし工事業者をお知り合いのところにしたいなら、特に地方の場合はメンテナンスがありますから、そこをお使いになったほうが良いかも知れませんが、この場合でも、設計者はHACCPを良く知っている人が必須です。
必要でしたら、このために、弊社はお手伝いすることが出来ます。