( 3/ 196) 2001年05月02日 東京読売新聞 朝刊 24
◆小規模業者を啓発
金沢市高畠のジャージー高木乳業(高木成晶社長)が製造した給食の牛乳を飲んだ同市内などの小、中学生らが吐き気などを訴えた問題で、同市は、一日開かれた臨時の同市議会厚生常任委員会で、小規模事業所を対象にした“金沢版HACCP(ハサップ)”とも呼べる、食品管理を徹底するマニュアルを独自に作成し、小規模事業所の管理体制を強化する考えを明らかにした。
ハサップは、牛乳の製造過程で重要な管理ポイントを監視し、危害の発生を防止するシステムだが、小規模事業所では、施設整備の面から実施が難しい。このため、同委員会で佐藤伸也・市福祉保健部長は、「ハサップより実施しやすいマニュアルを行政で作成したい」とし、具体的なチェック項目ややり方なども盛り込み、講習会などで食品管理の啓発に努める意向を示した。また、この日、臨時に開催された同市議会文教常任委員会で市教委は、学校給食の全食材納入業者に衛生管理の徹底を要請したことなどを報告した。