異物混入防止のための修理と対策 混入する可能性のあるもの

2013/04/04 19:39 に 松本リサ が投稿   [ 2013/04/04 19:42 に更新しました ]
混入する可能性のあるもの(ビス、プラスチック等割れるもの)をチェックし、発見したら、問題のないものに替えられれば替える。そうはいかないものは、リストを作り、定期定期に検査するなどの対策を取る。


野菜カッターの排出口上のネジが落下して食品に混入する事故を防ぐため、ネジを固定式にし、部品をはめ込みにした。
ネジが緩んでいないかどうかをチェックするため、いちいち工具を使うと、返って動きやすくしてしまう。そこで、ネジ部分にマジックで印をつける。これなら見ただけで分かる。
蒸煮釜の蓋を取り付けているネジが落下し、製品に混入する事故があった。これは以前から落下の危険があるので注意するようにいっていたのだが、忙しさに紛れてそのままになり、指摘してから一年ぐらいしてから起こってしまった。
この問題は、頻度を決めた点検をしていなかったところから起こったわけだ。こういったネジ、ビスは、構造的に無くすことは不可能なものが多いので、定期的点検を行う。

ある工場内を巡回点検していたら、作業場の横の壁際にある棚の上に、ビスが置いてあった。このようなところに置いてあると、製品に混入する危険があるので、注意したが、何カ所かにこのような状態がある。
これらのビスは何か調べたところ、ほとんどがキャスターのビスだということがわかった。調べるまでは何のビスかわからないまま「そのうちわかれば戻そう」と考えていたようだ。このままだったら危険はどんどん大きくなる。
キャスターのビスが落下したら、そのキャスターの他のビスはますます落下の危険が大きくなる。定期的な点検が必要だ。

伝票を留めているクリップも食品に混入する危険がある。小さいのでわからない。金属探知機に引っかかるとはいっても、無い場合はそのままになってしまう。あってもわざわざ混入の危険を放置しておくことはない。このクリップは、大型のものしか使わないようにする。たとえ2枚の伝票を留めるのにも大型のしか使わないようにする。これなら混入の危険はないし、入ってしまってもすぐにわかる。

ソーセージにプラスチックの破片が混入していて、顧客からクレームがあり、そのロットを止め、調べたら、同じような破片が混入しているのだ数パック見つかった。(写真のクリップは、大きさを比較するために一緒に撮影した)
調べたところ、ソーセージの製造で、高速カッター(サイレントカッター)に氷を入れるが、この氷を入れているプラスチック容器の底が割れていた。
この氷は冷凍庫に入っているのだが、ただの氷ではなく、薄いスープを凍らせたものだ。ソーセージの味を良くするためにこうしている。この氷を取り出すとき、アイスピックで氷を欠いて出すのだが、この時アイスピックが容器の底を割り、それが混入したのだ。プラスチック容器は凍結庫に入れておくと割れやすくなる。
対策は、この容器をステンレスに替えた。
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