学生アルバイトの検証

2013/04/25 0:41 に 松本リサ が投稿
あるスーパーマーケットの総菜工場では、早朝のパンの製造に学生アルバイトを使っている。
朝4時から7時まで、製造とパッケージの作業をするのだが、これには焼きたてパンの朝食付きという魅力が付いている。朝食後登校ということになる。

これを聞いたある総菜工場では、食品科学系の学生を検証に使い出した。
細菌検査はお手の物で、拭き取り検査等教えればすぐに実用レベルになった。
仕事は週三日、月水金曜日の早朝で、作業開始前の拭き取り検査と細菌検査をする。
拭き取り検査は、食品が接触するナイフ、まな板、ミキサー等の食品素材機器と、それ以外をランダムに行う。ランダムというのは、汚染しやすい取っ手や機器のスイッチ等をはじめとするが、こだわり無くどこでもやってみる。従事者が手洗いをしたあとの検査まで行う。これらをATP検査する。
細菌検査は、製造機器も行うが、食品そのもの、原材料、半製品、製品の検査を行う。
ATP検査はすぐに結果が出るので、もし食品が接触する部分に問題があれば再洗浄になる。細菌検査は二日かかるが、月曜日に検査したのが水曜日に出るということになるのでちょうどいい。傾向の分析もエクセルシートに結果を入れるので、グラフ化して簡単に出来る。

この活動によって、工場内の環境と食品の検証が効果的かつ低コストで出来るようになった。よく汚れているところとか、食品が汚染されやすい場所や工程が判るようになって来たおかげで、安全確認だけでなく、製造プロセスの見直しや、改善対象が浮き彫りになり、製品の品質改善まで大きく寄与することが判ったので、増員を検討している。
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