パリ ランジス卸売市場 魚棟

2013/05/07 18:30 に 松本リサ が投稿
パリ市内を早朝5時に出発、今回最大の目的「ランジス」へ。
ランジスはパリの南、オルリー空港の側にあるフランス最大、というよりもヨーロッパ最大の食材卸売市場。
肉と内蔵、魚、青果、そして花卉が揃い、毎日7千台の輸送車が出入りする。

30分ほどで着いたら、もう半分終わっていて、清掃洗浄の真っ最中の店もある。
衛生管理の視察目的なので、ちょうどいい。
2004年の12月にポートリー館(鳥類)と、枝肉館をみたので、今回は、魚、肉の内蔵、青果を集中的に見るのが目的。

魚館は「A4」という棟で、未だ暗い早朝の空の下に、ガラス張りの建物が煌々と光っている。

来て判ったが、この魚館は、最も新しい。
衛生管理をしっかり考えてつくっている。
ニューヨークの新フルトンマーケットと基本的な構造はよく似ている。

閉鎖構造。
中央に大きな通路があり、ここを電動フォークリフトが通る。
両サイドに仲卸の店が並ぶ。
大型の店の側と、反対側は小型の店と分けられている。
床は中央に傾斜が下がり、店で洗浄した排水は中央から外に排出される。
店の両外側に、ピッキング準備室とドッグシェルターの入出庫口がある。

陳列はパレットの上に乗せられているが、多くは普通のパレットではなく、陳列専用のものだ。
これは、置きっぱなしでもパレットの下が清掃出来るようになっている。
普通のパレットと同じように、フォークリフトも使える。
日本では簀の子や運送用のパレットをよく使っているが、あれだと置きっぱなしになった場合、下が清掃出来ないので、ゴミ、汚れ、虫、カビの発生源になってしまう。
ここで使っているパレットなら、清掃洗浄しやすいし、使いやすい。
2つのタイプがある。網トップ型と板トップ型とでもいおうか。
このパレット、日本で買えないかな?
どなたか知りませんか?


パリ ランジス卸売市場 魚棟2(2008.11.29)

ランジスの魚棟「A4」は最も新しい。衛生管理をしっかり考えてつくっている。ニューヨークの新フルトンマーケットと基本的な構造はよく似ている。
閉鎖構造。
中央に大きな通路があり、ここを電動フォークリフトが通る。
両サイドに仲卸の店が並ぶ。
大型の店の側と、反対側は小型の店と分けられている。
床は中央に傾斜が下がり、店で洗浄した排水は中央から外に排出される。
店の両外側に、ピッキング準備室とドッグシェルターの入出庫口がある。
陳列はパレットの上に乗せられているが、多くは普通のパレットではなく、陳列専用のものだ。
これは、置きっぱなしでもパレットの下が清掃出来るようになっている。
普通のパレットと同じように、フォークリフトも使える。
日本では簀の子や運送用のパレットをよく使っているが、置きっぱなしになった場合、下が清掃出来ないので、ゴミ、汚れ、虫、カビの発生源になってしまう。
ここで使っているパレットなら、清掃洗浄しやすいし、使いやすい。
2つのタイプがある。網トップ型と板トップ型とでもいおうか。
洗浄水は、高い天井を支える各柱に備え付けられている。
一緒にステンレス製の頑丈そうな手洗いがある。
照明はかなり明るく、ガード付きの蛍光灯とスポットライトに加えて、各店舗の上には魚型にパイプをデザインした小型スポットライトアームが設置されている。

棟の両側それぞれ3カ所に、人とフォークリフト用の出入り口がある。
従事者の出入りと、外にある車にフォークリフトがアクセスするための通路だ。
人は横のドアから、フォークリフトは広い2車線の、外に向かって傾斜が落ちている通路を通る。
フォークリフトが近づくとセンサーで感知され、軟式シャッターが開く。
見ていると、人もフォークリフト用の通路を使っている。オートシャッターだから便利なのだろう。
人の出入り用のドアには、大きな禁煙サイン。
この構造も、ニューヨークの新フルトンと同じだ、新フルトンがランジスを参考にしたのかもしれない。しかし施行はランジスの方がかなり高品質に、そしてフランスらしくおしゃれにデザインされている。
衛生管理で面倒なトイレは、ステンレス製の頑丈なつくり。外にある手洗いは、洗剤、水(湯)、乾燥の3段階になっている。
トイレの横に、入棟セットの自動販売機があり、2ユーロ。これには、ビニール製のコート、ヘアネット、マスク、靴カバーが小さなパックにセットされている。コートや帽子の無い人はこれを買ってから入れということだろう。
パリ、ロンドン,ニューヨーク、メルボルン,魚津、長崎松浦、萩の,魚と肉の卸売り市場解説の臨時セミナー「最新卸売市場の建設と衛生管理」を09年2/26(木)行います
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