老朽化した洗浄機からの異物混入問題から工場全ての老朽機対策に発展

2013/04/04 20:00 に 松本リサ が投稿
肉と魚介類をパッケージしている西日本の工場で、錆か塗料の破片のような異物が盛付けた食品の上に時々乗っている。多くはオートラッパーに入れる段階で目視で発見されるが、一部は顧客にまで行ってしまい、クレームになってしまっていた。
不思議なことは、トレイに盛付けている所で気をつけていて、そこでは混入が見られないのに、オートラッパーに入れる所でこの異物が出現する。


製品を盛付けたパックは、サンテナに並べられ、いっぱいになったら積み重ねられてオートラッパーまでキャスターに乗せたまま運ばれる。このサンテナは一回使われたあと、必ず自動洗浄器で洗われてからパッケージ室に戻って行く。

ここでまたまた専門家が登場し、原因が突き止められた。
サンテナの自動洗浄機の、洗浄されたサンテナの出口の上に、老朽化した機械の塗装が剥げ、錆が出ている。この錆が、反対になって出て来たサンテナの底に、機械の振動で時々落下し、付着する。

底に異物が付着したサンテナは、そのあとすぐくるりと反転して正位置になり、キャスターに乗せられる。
重ねて乗せられたサンテナはパッケージ室に運ばれる。

トレイに盛付けられた食材は、サンテナに入れられ、いっぱいになるとその上に次のサンテナが乗せられるが、この、上に乗せられたサンテナの底に、洗浄機で付着した異物が付いているので、それが未だフィルムをかけていない食材の上に落下するのだ。

改善は、洗浄機の剥離しかかっている部分を削り落とした。磨いて塗料を塗っても良いが、それだとまた剥げることになるので、剥がしっぱなしにしたわけだ。

このあと、老朽化した全ての機器と工場環境で、剥げ落ちるものがないか徹底的に調査され、ペンキが落ちかかっているパイプ、崩れかけた壁、機械内部の錆など、多くが発見され、改善修理された。

寿命が来た洗浄機は数年後、新品に交換された。
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