デジタルでも、再確認はアナログで

2013/04/23 3:18 に 松本リサ が投稿
ある工場ではパソコンを使ったネットワークシステムを拡張していって、原材料の検収から、製品の製造、出荷まで、かなりの部分を工場内ネットワークで管理出来るようになった。
その中で、CCPになっている加熱後の中心温度測定値も、温度計からそのままネットワークに登録できるようになった。
ところが、この運用を始めてしばらくしたら、どうもうまくいかない。
一つは、記録されてきた温度を、工場長が見回ったときまとめて再確認していたが、これが出来ない。
もう一つだが、加熱調理の許容限界は「75〜92℃」になっていて、75℃以下なら「再加熱」をし、再確認してからラインに戻すようにしている。その反対に91℃以上になった場合、工場長か副工場長が試食をして、問題無ければそのままラインに残すことになっている。この時微妙な判断になり、煮物に利用するといった判断も出て来ることもあるが、この様な場合、デジタル転送システムだと記録が上手くできないのだ。
そこで、デジタル転送はそのまま運用するが、平行して手書きの記録を復活することにした。
デジタル転送は、過去の数値の「評価分析」に素早く利用できるので便利だが、イレギュラーの場合、手書きの記録が役に立つのだ。
ソフトウエアで可能ならば、デジタル転送のデータに、イレギュラーの場合追加の記号を温度数値に1つ加え、この記号があった場合、手書きの記録に詳しく記されているという様に出来る。現在この方法を考えているところだ。

今の方法でよいかどうか考え直してみよう
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