従事者の手の汚染拡散防止のための修理と対策

2013/04/04 16:42 に 松本リサ が投稿
ノロウイルスが猛威を振るっている。

厚労省のデータを見てみると、最近の食中毒の約半数がノロウイルスだ。学校給食従事者向けのセミナーのため調べてみたら、数年前から学校給食における食中毒の7割がノロウイルスだった。2009年12月から10年1月の東京都における食中毒の速報では、食中毒そのものが従来年の3倍になり、その中のノロウイルスの率も3倍になったと言う。

黄色ブドウ球菌による食中毒も多いが、これも人の手からが多い。大腸菌もトイレからの汚染が多い。
これらの危害は、人の手を介しているので、まずは手洗いをしっかり行う対策をするが、これはサニタリールーム、手洗いといった設備面と、従事者の認識、徹底的な手洗いの実施になる。

その後だが、汚染された従事者が居た場合、その人の手を介して汚染を広がらないようにする対策、設備面でも対応しておければ良い。

これは単純なことで、従事者が食品の製造以外の所で手を触れないようにすることで、ドアの取っ手、ノブ、水道の栓、スイッチといった所を、手を触れないようにすることだ。

スゥイングドアは肘や体で開けられる。スライドドアなら肘で開けられるハンドルを取り付ければいい。水道の栓は肘開けにすぐに取り換えられる。

一番の汚染元はトイレだ。トイレで大きいほうに入って良く手を洗わないと、その人がノロウイルスを持っていた場合、億単位のウイルスが付いているという。これはお尻を拭くときトイレットペーパーを染み通して汚染される。それならトイレットペーパーをたくさん使えばいいだろうが、どういう人がどのように調べたか知らないが、汚染されないためには65枚重ねなければならないそうだ。これはちょっと無理だ。そこで、トイレットペーパーを使う以外の場所を手で触らないようにする。
個室の鍵は手で開け閉めする構造がほとんどだが、肘開けに出来る大型のはね上げ式に変えることが出来る。手洗いは肘開け、自動、足踏みにすれば良い。トイレのドアは自動式ならいいが費用がかかるのでスゥイングドアにしても良い。
手動式の冷蔵庫の取っ手は難しい。自動にするには金がかかりすぎる。足踏み式に改修出来ればする。改修をしないなら、冷蔵庫の取っ手を触った後、食品を触る作業に移る場合は手洗いをする。天井からのつり下げ紐による開閉の場合、その紐が汚れているので、汚れにくい樹脂系のボールなどを付け、定期的に洗浄消毒し、それに触ったら冷蔵庫の取っ手を触ったのと同じルールにする。

機械類のスイッチも汚染源で、ふき取り検査で汚れている場所ナンバー1だ。
指で押すスイッチなら、指ではなく、利き腕で無い手の指の関節で押すようにする。ダイヤルはそうはいかないので、触れた後食品に触れる作業に入る場合には手洗いをする。
工場に入るルートと作業の流れを追い、どこを手で触ることになるか調べ、それらを無くし、無くせない場合はルール作りをして対応する。

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