vol.892 次第にコストダウンになる汚れの発見から改善までの手順-4

2017/05/25 17:03 に 加藤光夫 が投稿

作業と頻度の工夫

何人もかかって数台の泡洗浄をするよりも、1人でやったほうがこの時間をうまく利用できる。ということはコストもかからないことになる。
オーストラリアのある大型のと畜場では、20ほどの大型冷蔵庫がある。この冷蔵庫内を洗浄しているのはたったひとりだ。
1人で、1日かけて、一つの冷蔵庫を徹底的に洗浄する。そして次の日は隣の冷蔵庫、というように進めていくと、全ての冷蔵庫内の洗浄が終わるのに1ヶ月かかる。
そして、冷蔵庫内の洗浄頻度は食肉の場合1ヶ月程度が適切だ。一周りしたら、また最初に戻って始めるのだ。コストはかからず、頻度も適正で、洗浄の力量もしっかり出来ている担当者がやっている。

場所に合わせた洗浄

壁や床、カーテンといったところは、上から下と周囲から泡をかけてから時間を置き、同じ手順ですすいでいけばきれいになる。ブラシをかけなくてもいいから、傷まず、長持ちする。
調理器具だと、泡をかけ、ブラシをかけてからすすぐ、となり、ブラシ分が一手間かかる。
製造機械だと、分解洗浄になる。分解し、粗ゴミを掃除し、泡をかけ、そしてすすぐ、ということになる。分解も、毎日の分解と、毎月の分解と、頻度が違うものもある。
こういった洗浄対象に合わせた手順を拭き取り検査で検証しながら改善していく。
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