vol.881 ゾーニングの境界をどうするか-2 キャスターを決める方法

2017/03/03 19:12 に 加藤光夫 が投稿

原材料保管庫から下処理工程に原材料を持って行く場合、原材料庫と下処理との間だけ使うキャスターを用意する。
このキャスターは、原材料庫の下処理側に近いところと、下処理側の原材料庫に近いところの、短い距離しか移動しないようにする。
キャスターを原材料庫の下処理側への出口に近いところに置き、外箱から出して、中身だけキャスターに乗せる。必要ならこの間の移動に使うコンテナをキャスターに乗せておいて乗せる。
ゴミになった外箱は原材料庫の角に置き、溜まったらゴミ置き場に持っていく。
原材料を乗せたキャスターを、下処理側に入ったところで作業ラインに乗せる、あるいは渡す。
このために、できるだけ作業に入る場所を、原材料庫の側にあるようにレイアウトを工夫する。こうすると、製造動線も短くなるので、生産効率も上がることになる。
この方法だと、この場所のキャスターは、原材料庫と下処理の間の短い距離しか移動することはないので、汚染が拡散することはない。
作業が終わったあと、床洗浄をすれば、キャスターが入った部分も含めて洗浄出来る。
これを、2段階のゾーニングで行うなら、原材料側の汚染ゾーンと製造の清潔ゾーンだけを往復するキャスターと、製品庫側のキャスターとの、2つのグループのキャスターがあればいい。3段階なら更に2つのグループのキャスターがあることになる。
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