vol.830 泡(発泡)洗浄-2 傷まない、効率も良い

2016/02/18 18:25 に 加藤光夫 が投稿   [ 2016/02/19 23:15 に更新しました ]
機器と腰位置から下を毎日、壁の天井までは毎週、といった頻度を決めて行うと、多くの場所はブラシを使わなくてもきれいになる。ブラシを使わないでいい場所が多ければ、洗浄も簡単になり、人員や時間も少なくていい。ある工場では10人で2時間かかっていたのが、3人で50分に出来た。効果と安全性アップ、そしてコストダウンを同時に達成できた。

洗剤のタイプを選定する

泡洗浄用の洗剤は、今まで使っていたものをそのままでもいい。しかし泡洗浄をこれから始めるなら、工場の汚れに合わせた洗剤を、メーカーや販売店の専門家と相談するといい。例えば食肉の汚れと野菜の汚れは全く違うものだからだ。
また、塩素系が入った洗剤は殺菌も一緒にできるが、金属など対象物質の酸化が早くなる。しかし、最近は酸化しない(しにくい)殺菌剤入りの洗剤もある。もちろん天然系の洗剤も使える。

始めるために

作業室がごちゃごちゃして不要なものが置いてあると、泡をかけられない。まずは整理整頓し、泡洗浄できるようにする。これだけで第一歩の成功だ。
そして、デモ機を借りて試してみる。
まずは小型タイプを借りて、機器、道具、コンテナ、床などを洗浄してみよう。
ある工場では数年間なかなか泡洗浄に踏み切れなかった。昔の製造機器では洗えない構造のものが(信じられないが)結構あるもので、導入をためらっていたのだ。しかし「洗えるところだけ試してみたら」ということでテストしたらその効果に驚愕し、すぐに取り入れ、これがきっかけで工場全体が一気に近代化に向かって走りだした。
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