vol.825 力量の仕組みで安全確保とコストダウン-4 どこから始めるか

2016/01/14 18:46 に 加藤光夫 が投稿
仕事は分類するとかなりのものになる。スライサー一つでも、単純な食材をスライスするだけでなく、多種類の食材まで出来るのか、アイテムに合わせた厚さまで指示されなくても出来るのか、更にそれを指示できるまでのベテランになるのか。
製造作業とは別に洗浄もある。非分解の状態での毎日の洗浄レベルか、毎週行う徹底した分解洗浄まで出来るのか、刃研ぎまで出来るのか、力量の範囲は多岐にわたる。
フォークリフトの運転、ボイラーやコンプレッサーの扱いといった、直接の製造作業の背景にある仕事も対象になる。
そう考えると、どこから始めたらいいのか悩むところかもしれないが、最初は重要な場所から始めたらいい。
まずは、CCPとOPRPに関する仕事とその機器の清掃洗浄だ。これはそう多くはない。焼き物でいえば、オーブンの加熱調理と加熱後と中心温度測定、及び終わった後の清掃洗浄になる。
この作業は社員や熟練したパートレベルでないと出来ないので、力量登録は簡単だ、既に十分わかっているから。そして次の段階に徐々に進めていけば、包丁やまな板の洗浄といった一般のパートレベルに広げていける。

教育訓練

個人衛生の教育では、手洗い、帽子と作業衣の装着、粘着ローラーのかけ方といったものがあり、活動の強化や新人が入った時など、定期不定期に行っているところは多いだろう。
力量についても同じ仕組で行うようにする。例えば毎月各作業室で一つか複数の仕事を対象にしてOJT(仕事現場での教育訓練)を行うなど、力量を上げたい、広げたい従事者対象の会を開くのだ。
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