vol.821 X線検査機を入れたら金属探知機はどうしたらいいのか-3 直角に方向を変えての検査

2015/12/11 8:18 に 加藤光夫 が投稿
貝殻破片の検査では、落として方向を変えるので、どのように方向が変わるかはわからない、決められない。90度に変わればいいが、1回回ってしまったり、180度だったら、同じ方向での検査になってしまう。90度変わるように落差を調整できればいいが、食品の大きさや形が違えばコントロール出来ない。
そこで、コンベアで90度方向を変えて検査する方法もある。
これは、作業場と装置の設置の関係で、90度方向を変えなければならない場合に使うコンベアを利用するのだ。
最初の検査機を通ったあと、この90度可変コンベアを通し、このあと次の検査機を通す方法だ。これなら確実に方向を変えた検査ができる。ただしこの場合も、もし薄い切片が、コンベア面に対して直角に入っていたら、それを両方の検査機共に上から検査するなら、両方とも検知できない場合もある。この場合、2台目の検査方法を横に出来れば検査しやすくなる。

X線を導入する場合、金属探知機との関係、食品の違いによる検査制度の状態、温度による違い、密度による違い、設定による違いあるいは最も効果的な設定方法など、メーカーの技術者との協議を十分にした上で、更に試験導入もしてみることだ。複数のメーカーあるいはタイプの違いによる検知性能も比較できればなお良い。検査の状況によっては一年落ちの安くなった機械でも問題無く使える場合もある。コストパフォーマンスを十分に検討しよう。
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