vol.811 改善の仕組み作り-3 常に10枚以上が貼り付けられ、入れ替わる

2015/09/24 17:54 に 加藤光夫 が投稿

この工場の改善の仕組みでは、常に10枚以上が貼り付けられているが、定期的訪問の時に見ていると、最初は汚いから掃除しろとか、異物混入の危険あり、といったのが多かったのだが、この棚を動かしたら作業がやりやすくなる、ここをこうしたら汚れにくくて洗浄も効果的にできる、など、改善事項が次第に高度になってきている。


改善まで終わった完成文書は多いが、一部右半分が空いた改善がわからないものもある。日付を見ると、長期間改善策不明のままもある。

改善不明のものについてだが、これは実は半分改善されているのだ。なぜなら「この状態ではいけない、治さなくては」と意識していることそのものが安全対策になっている。「気をつけよう」という注意認識になっているのだから。

それまではどうだったかといえば、危ないことに気が付いていない、状態だったのだ、これこそ危険の放置だ。問題箇所がいつまでも貼り付けられたままなら、毎日見ていて、気を付ける行動になっている。そのうち閃いて解決できるまで、そのままでも十分な安全策になっているのだ。

褒賞制までつなげる

改善が完成したあと一ヶ月貼り出しておくルールは全員に対するノウハウ公開だが、解決した本人あるいはグループにとって実は自慢でもある。

衛生管理大賞、社長賞、アイデア賞、技術賞など、年に1回でもいいから褒賞すると、さらなるやる気に繋がる。

ヒット商品やセールス高などの営業や製品開発などへの褒賞はよくあるが、衛生管理も加えたらいかがでしょうか?

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