vol.770 ネットワークカメラを使った低コスト相互監査チェーンの提案 3.アプリケーションの充実

2014/11/13 15:10 に 加藤光夫 が投稿   [ 2014/11/17 15:34 に更新しました ]

監視カメラの画像分析アプリも急速に進化充実してきている。第2ステップで基本的な相互監視がスタートしているので、今度はアプリケーションの活用によって、監視の自動化とアラーム告知を充実させて行く。

フードディフェンスではICタグを従事者に持たせて、工場への玄関、工場内各所への入退場アクセス管理を、システムによっては電子ロックと連動して行なうが、これらのゲート通過の記録時間と監視カメラを連動させると、従事者の移動経路が分かる。そこで、おかしな動きがあったらその場、あるいは終業後の分析でコンピュータ上にアラーム記録が出て、それをクリックすると問題場所の画像も含めた詳細記録が見えるように出来る。既にあるアプリを利用するだけで簡単に多くの機能を利用出来る。

こういった構築で、海外出張という大きなコストをかけずに充実した監視が出来る。お互いの相互監査ということになるので、一方的な不信にはならない。

ベトナム産のシシャモの例では、アイスランドの工場も相互監査に参加することで、自社が出荷した原材料を最終使用現場まで見ていることが出来るのだ。

これに積極的に参加する工場は、不正の心配は少ないのではないだろうか? これが広がることで、真面目に仕事をする生産から消費までの巨大なフードチェーングループが出来るのではないだろうか。そして、これを嫌がる工場は?……

食のグローバル時代に対応した、低コストの地球規模のインターネット相互監査、考えてみませんか?




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