vol.743 フィルターやパッキンの混入-3 :構築手順3:頻度と点検交換マニュアル

2014/05/09 19:02 に 加藤光夫 が投稿

評価を3段階に分けたら、次は具体的にどうするか、つまりは、点検頻度と交換マニュアルにして、チェックリストに加える。

点検頻度は、毎日、毎週、毎月、それ以上は具体的に年に一回とか半年に一回といった形にする。頻度が分からない場合も多いだろうから、この場合は短めに設定する。例えば毎週か毎月か分からない場合なら、毎週にしておいて、ある程度運営してみてから変えていけばいい。

劣化や疲労については、ビジュアルに分かるように写真にする。この状態になったら取り替える、といったマニュアルにする。

 

多大な安全対策の副産物も出て来る

ある工場でこの活動を始めたら、機械内部の点検が当然出て来た。毎週一台の装置を調査し始めたら、内部の汚れの蓄積、カビの死骸の塊の発見、オイル漏れ、ボルトの緩み、錆など、多くの危険が発見され、知らないで放置していたら大変なことになったと寒気がしたということだ。

そして、過去にあった、製品への黒い汚れのような異物混入、という原因不明のままだったクレームは、機械内部のカビが落下してカッターに引っかかり、それが製品に刺し混まれたものと分かった。

別の粉体を原料に多用している工場では、ミキサー機や練り機の内部に古い粉体がこびり付き、そこが虫の発生源になっていることが分かった。これについては、内部を洗浄し、密閉して熱風を送り込んでの熱消毒を行なった。

あなたの工場では、機械装置の内部検査をしていますか?

また、危害分析と総括表は、作成した当時のままになっていませんか?

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