vol.738 食品工場のフードディフェンス(従事者不信にならないセキュリティ構築)-2 事例とアンケート

2014/02/14 15:19 に 加藤光夫 が投稿

直近の事例は2013から14年にかけてのアクリフーズの事件で、冷凍食品に農薬を振りかけた。数年前の中国製餃子事件もあった。両方とも全国規模に被害が広がった。

財団法人食品産業センターでは平成21年度に、食品産業構造調査「フードディフェンスへの取組状況」および「新型インフルエンザへの対応」について結果を公表したが、これを見ると、意図的な毒物などの混入を受けたことがある企業は、全114社の中の11%が「ある」と答えている。混入されたものは針などの鋭利なものが多いが、農薬などの有害化学物質が17%を占め、その他の1社は洗剤、消毒剤と答えている。更にどの段階で受けたになると、不明が一番多く、次に小売業の店内、その他で答えているのは、輸送段階以降、客が自分で入れた、というのがある。

日本でフードテロは関係無いように考えられているが、これを見ると、かなり深刻な実態だということが分かる。

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