vol.726 洗浄機の調整による効果アップとコストダウン-2

2013/11/14 14:54 に 加藤光夫 が投稿   [ 2013/11/14 14:55 に更新しました ]

調査をしたところ、洗浄を始めた時点では洗剤の濃度が濃すぎて、これだと水でのすすぎ不足になる。しばらく洗浄を続けていると洗剤の濃度は正常になる。しかし後半になると濃度は薄くなり、洗浄不足になる。最後の方ではほとんど水だけで洗っている状態。

これは、洗浄剤供給装置がなく 一括投入していたのが原因で、洗浄開始時の洗剤濃度は適性濃度の2.5倍になっている。洗浄開始から15分ほどすると濃度は適性になるが、10分ほどで、その後濃度は徐々に薄くなり、30分で適性濃度の60%ほどになってしまう。そして40分で50%に落ちてから更に下がり続け、1時間で25%、1時間15分後には水だけになってしまい、そのまま4時間まで使い続けていた。

目視で確認しても、30分を過ぎた辺りから洗い上がり状態が不良だと分かる。

この対策を以下のように行った。

洗剤供給装置の設置


これを設置することで、安定した濃度の洗剤を連続して投入することが出来る。

ボールタップの修繕

ボールタップというのは、水洗トイレのタンクを開けるとボール状のフロートが浮いていて、投入する水の量を調整する作用をする。この調整が悪いと、使う水の量が少なかったり逆に多かったりする。コンテナ洗浄機にもこれが取り付けられているが、この機械では調整が悪いことが分かり、これを調整することによって無駄な水の流入量を減らした。

バイパスにバルブを設置

すすぎ漕から洗浄漕へ水を送る為のバイパスがあるが、この水量が制限されていなかった為、水の流入量が多く、そして洗浄剤の消費を早めていた。

そこで、このバイパスにバルブを取り付けて、すすぎ槽から洗浄槽への水の流入量を調整し、洗浄剤の濃度の急激な低下を防いだ。もちろん同時に水の節約にもなり、一石二鳥の効果になった。

Comments