賞味期限を飛躍的に延長したチルド食品が安全性と売り上げのアップに繋がる-4:効率良い洗浄殺菌が出来るようにライン改善

2014/10/23 20:31 に 加藤光夫 が投稿
一ヶ月間洗浄の徹底を行なって来た中で、機械と壁の間を空けたり、工程から工程への動線を短くする、従事者が歩く歩数を減らす、といった改善がかなり出来る事が分かり、多少費用はかかったが実施した。
これによって洗浄が早く確実に出来るようになり、生産効率も良くなった。

新製品のスタートまで

古い話だが、昭和の時代の終戦後、ある缶詰メーカーでは製品の「牛肉大和煮」の原料が手に入り難かったので馬肉を入れるなどしてごまかしていた。その後食糧事情が少しずつ良くなってきたので、ごまかしはやめて、全ての原材料を牛肉にして出荷を始めた途端、クレームが殺到した。味が変わったというクレームだ。真面目にしたらクレーム!
こんなことがあるので、2時間毎のライン洗浄に変え、充分切り替えても問題無いし、逆においしく、食感も良く、賞味期限は長くなっているにもかかわらず、今度の製品は新鮮品として出荷を始めた。
以前の製品〔長い調理〕と、新製品〔短い調理〕の両方を出荷し出したところ、順次新製品に切り替わって行き、結果的に売り上げと利益アップに繋がった。

以上はいくつかの工場の事例と事実を組み合わせた創作だが、安全性のアップ、品質のアップ、コストダウン、そして売り上げアップに出来る事実だ。2時間ごとの洗浄にした工場はテレビの報道特集でも取り上げられていた。衛生管理とHACCPは儲かるのだ。
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