賞味期限を飛躍的に延長したチルド食品が安全性と売り上げのアップに繋がる-3:2時間ごとに洗浄したら

2014/10/19 15:40 に 加藤光夫 が投稿
そこで、製造環境を徹底的にきれいにする取り組みをスタートさせた。
調理からパッケージの重要なラインは、清掃、洗浄、殺菌を徹底的にするようにしたが、それ以外の、倉庫、下処理室、廊下、サニタリールーム、更衣室といった、工場内と、駐車場も含めた工場外周もきれいにした。個人衛生になる作業衣と帽子だけでなく、手洗い、粘着ローラーの訓練も加え。更に従事者の家での毎朝のシャワーから、工場に来るまでのルートでの汚染を工場に入ると同時にできるだけ取り除く為に、更衣室に行くまでのブラッシングと粘着ローラー活動など、徹底してみた。
下処理からパッケージまでの重要な工程は、その前後の工程とゾーニングして遮断し、この重要工程は2時間ごとの洗浄殺菌を行なう事にした。
比較をしてみた

2時間ごとの製造工程の洗浄活動の中で、製品は2種類造った。一つは今までと同じ加熱調理で、これは今まで通り出荷した。そしてもう一つ比較テスト製品で、これはおいしくて食感が良いレベルの調理で止めた製品、つまり製造時間は短くなる。
この活動を一ヶ月ほど続けたところ、比較テスト製品の細菌結果は最初からある程度良かったのだが、毎日の細菌結果を見て見ると、次第に更に良くなり続けて、一ヶ月後には以前製造していた〔テストを始める一ヶ月以上前の)製品より、格段に日持ちが良くなってきたのだ。洗浄効果が次第に良くなっている事が分かった。
比較テスト品は、おいしさと食感が良くなった上に、以前の製品よりも賞味期限が長くなった。
そしてもう一つ、2時間ごとに洗浄の活動をすると、生産効率は当然落ちるのだが、比較テスト製品は調理時間が短い為に、製造効率はほぼ同じ。
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