vol.807 ラベル誤表示防止対策-2 第三者を入れて確認

2015/08/21 3:35 に 加藤光夫 が投稿   [ 2015/08/21 3:37 に更新しました ]

本を造る時、著者と編集者で校正をする。一度ではない、何度もだ。それでも本になってから校正間違いを見つけることは多い。

そこで、著者と編集者での校正が終わってから、全く関係ない第三者に見てもらうと、かなり出てくる。誤字脱字だけでなく、これは何を言いたいのかわからない、といった文章面でも出てくる。

ラベル間違い防止のためにこの方法を使うには、経理の人、あるいは製造に入っている人、パート・アルバイト、といった、普段はラベル作業に関係無い従事者を一人入れることだ。そして常に人を替える。

指差し呼称


電車の運転席の後ろにいると、時々運転手が信号などを指差して、声を出して確認している時がある。最近はこの確認をしている運転手は少なくなったような気がするが、時々見かける。これは指差し呼称などと呼ばれているものだ。

鉄道総合研究所でこの指差し呼称について押し誤りの実験をやったデータがある。

なにもしない場合、押し誤り率は2.38%だが、声だけ出す呼称をすると1.0%と誤り率は減る。指差しだけだと0.75%。そして指差しと呼称を両方やると0.38%となり、なんと誤り率は1/6になる。

これを工場の現場でやるには、目で見て確認するのではなく、指差し呼称をすればいい。手間も時間もかからない。そして複数人でこの確認をすれば飛躍的に間違いにくくなるのではないだろうか。

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