ノロウイルスの追加対応策3つ

2013/01/10 20:10 に 加藤光夫 が投稿   [ 2013/04/11 18:30 に 松本リサ さんが更新しました ]
ノロウイルスが大変な状況で、何とか抜本的な対策が無いのかという問い合わせがいろいろ来ていますが、画期的な対策はありません。手洗いなど、当たり前の対策をすることしかありません。

そんな中で気を付けることは、
1. 従事者の家族単位の対応
工場でいくら対策をとっていても、従事者が家に帰ってから、家族から感染してしまっては、結局それが工場に入り込んできてしまいます。
子供も含めて、家に帰ったら、必ずしっかり手洗いするよう指導してください。
この為に、認識が重要です。
家族全員にイメージしてもらいます、
ノロウイルスが、電車、バス、学校など、公共の場所にはたくさんウイルスがいる……それは、電車やバスのつり輪、手すり、エスカレーターの手すり、エレベータのスイッチ、商店などの出入り口の取っ手やドアノブ、出先でトイレに入った時の個室のかぎ、手洗いの栓、さし込み式のエアタオルの両壁……
とにかく、外に出た時に、手を触れる場所全てがノロウイルスが付いている、とイメージさせます。そうすると、家に帰ってからの手洗いがしっかり出来ます。

2. 工場に帰って来た容器に付着している
弁当工場では、弁当容器が顧客から帰って来ますが、これにノロウイルスが付着している可能性が充分にあります。その他の工場でも、コンテナ、キャスター、カゴ車、車両のコンテナの部やハンドル、スイッチなど。それに、購入した資材や原材料にも。
中国からヨーロッパに出荷したイチゴにノロウイルスが付着していて、集団食中毒になった事例もあります。世界的になっているのです。
したがって、工場に入るもの、戻ってくるもの、全てを疑い、洗浄の徹底などの対策をします。
弁当や給食工場では、戻り容器が返却される受け入れ口から、洗浄機に入れるまでの間の工程、場所、床は、特に洗浄を徹底します。もちろんここを担当する従事者は、作業終了後、手洗いだけでなく、作業衣、エプロン、使い捨てでない手袋などの洗浄をしっかりします。

3. 手袋を装着してからもう一度手洗い

ノロウイルスにアルコールは効果ありません。ということは、もし手にノロウイルスが付いていた場合、手洗いが不良で、そのあとアルコールを欠けても、ノロウイルスは手に付着しています。その手でニトリル手袋を付ける時、手袋の表面にノロウイルスを付けてから装着することになります。そこで、次に手袋を付けたまま手洗いをしなければなりません。
手にはシワがあり、ノロウイルスが洗い落としにくい面がありますが、手袋の表面はツルツルですから、水で流し洗いをしっかりすればノロウイルスは落ちます。更に徹底するには、次亜ソー系の液を洗面器にでも入れておき、その中に手袋のまま入れてばしゃばしゃやり、そして水道水で洗い落とせば大丈夫です。
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