回収訓練による記録の効率化とコストダウン-4.時間がかかったら改善

2013/02/22 16:37 に 加藤光夫 が投稿

ある流通グループでこの回収訓練を行なったら、最初は数日かかってしまったので、これではダメだと改善にかかった。

何がうまく行かないかは、多くのところで複合している。

トレーサビリティシステムが機能していない、原材料の検収・保管・使用日の記録がつながっていない、下処理や使用前の解凍などの記録ができていない、製品と使用原材料の記録がつながっていない、出荷伝票と製品ロットのつながりが掴みにくい、出荷先とロット番号がつながっていない、いちいち記録をファイルから探しだして追いつめて行かなければならない、そのファイルが現場にまだあり、全部集めなければならないしその間の記録はどうする……


ロットの追跡は、記録をよく分析すればわかるようになっていても、それには時間を要するのでは、いざという時に役立たない。そしてこれは、記録がバラバラで、連動せず、結果的に手間がかかり、効率の悪いシステムになっているということになる。

このことは、ロットの追跡だけでは無く、全ての記録の非効率化ということで、運営コストがかかっているということになる。

ということは、回収訓練により、記録の状況を評価出来ることになり、ダメなら改善し、効率化とコストダウンを実現出来ることになる。

第一回目に数日かかってしまったグループでは、半年に一回ほどの訓練を数回行ない、3年ほど後には数十分ですむようになり、結果的に記録の効率化に成功した。

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