回収訓練による記録の効率化とコストダウン-3.回収訓練の方法

2013/02/14 21:40 に 加藤光夫 が投稿
製品が小売りしている例では、工場担当者が小売店の一つに行って製品を購入し、店を出たら「この製品に問題がある」と仮定して「回収訓練」をスタートする。
まず、ロット番号を工場に電話で知らせてから時間を記録する。
工場側は、そのロット番号から、対象製品がどれだけの範囲になるかまず推定しなければならない。その訓練が、ガラスなどの異物の混入だった場合、その製造日のロットになるが、漬け込みや熟成をした原材料からだと、その製品の原材料準備段階まで遡り、そこから製造したロットが数日間に及ぶこともあるだろう。
そして、対象ロットが判明したら、その対象製品がどこにあるかを突き止めることになる。また同時に、原材料に問題があると仮定されれば、トレーサビリティ追跡にもなって行く。
もちろん販売先への連絡までの訓練はできないし、しない方がいいので、これは電話番号と担当者の特定までで良い。
そして、最終的に、その時点で、そのロットが、どこにあるのかを追跡することになる。ある程度倉庫に残っているのか、出荷した分はまだ卸売り問屋か配送センターにあるのか、一部又は全部が店頭にまで行ってしまったのか、最初の販売先への電話をしなくても、今までの流通サイクルから推定することは出来る。

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