回収訓練による記録の効率化とコストダウン-2.訓練をしないと有効性がわからない

2013/02/07 18:04 に 加藤光夫 が投稿
このような事例は、回収に至るまで行くことはあまり多くは無いと思われるが、その手前までは経験した企業はあるだろう。結果的に問題無かった例も多いと思われるが、騒ぎが済んでしまえば、ああよかったで終了、ではせっかくの経験が活かされない。
そこで回収訓練を行なう。ISO22000では回収訓練まで行なわれていないと不適合になる。
回収訓練の目的は、手順化した回収訓練が正しいかの検証になるが、重要なことはロットの特定から、その製品が今どこにあるかを、出来るだけ短時間に突き止めることだ。
早くわかればわかるほど対策が早くとれる。遅くなればなるほど、その製品に本当に問題があれば、それがどんどん拡散し、食中毒の危害があるとなったら、人的被害がどんどん広がることになる。

以前、イカの珍味にサルモネラ汚染があり、その原因が分からないまま時間が経って行ったら、複数のメーカーの製品にも広がり、広範囲に影響が出てしまったことがある。原因はイカ珍味用の原料を出荷したメーカーが元だったが、分かった時には何週間かの時間と、この製品群の大きな回収、そしてこういった製品への消費者の不安と不信が残った。
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