どこでも基本は『5S』!それからHACCP

2012/12/17 19:12 に 松本リサ が投稿   [ 2012/12/17 21:23 に 加藤光夫 さんが更新しました ]
朝、ふとテレビをつけたら、経済番組をやっていて、不況の中で伸びている企業紹介で、マグドナルドとホッピービバレッジ(焼酎割りにする麦芽炭酸飲料)という、食企業2トップのインタビューと現場映像が流れていた。

両社とも、独自の戦略と元気さで不況関係なく伸びているが、共通しているのは、マグドナルドは「6S」と言っているが、ホッピーも同じクリンリネス、つまり掃除だ。
ホッピーはトップのミーナさんが工場と会社の掃除から始めて、意気消沈状態の会社を元気に伸ばしてきた本が出ているし、マグドナルドはHACCPの老舗。
マグドナルドの原田社長は「机の上を片付けられないで仕事なんか出来ない」と、基本中の基本をメッセージしていた。

食品以外の製造業でも「5S」は基本で、これもいろいろ本が出ている。

数年ほど前、半日で工場の衛生管理体制を診断する「簡易クリニック」プログラムを依頼してきた西日本の弁当工場があり、診断に行ったら汚いので愕然とした。
診断を受けたかった主な目的は「工場が古いので、出来るだけ少ない費用で近代化する方法」を探りたかったようだ。

工場は確かに古かったのだが、古くてもきちんと整理整頓清掃をやっていれば引き締まり、光って見えるのだが、この工場は掃除をろくにしていなくて、入ったとたん、と言うよりも工場に近づいたときからだらしなさがひしひしと感じられる。
そこで「近代化を考える前に、工場の掃除をしっかりしたらどうですか」と提案した。
省費用で近代化する方法はいくらでもあるが、たとえ新工場を建てたとしても、掃除しなければすぐに汚くなる。

古い工場でも「5S」をしっかりすれば、衛生的だけではなく、鮮度も良くなり、おいしい食品を作ることが出来る
そうなっていて始めて工場の近代化が活き、さらに良くすることが出来るのだ。

一応近代化の方法が依頼の目的なので提案したが、しかし「5S」をしっかり出来なければ無意味だし、このまま放っておくと事故になりますよ、と再度注意して辞した。
そして、先日メールが来た「食中毒事故を出してしまった、どうしよう」
加熱不足で病原性大腸菌。一人からは慰謝料を請求された。

対策は、決まっている、「5S」。
その上でHACCPだ。
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