西日本のある加工肉メーカーは、工場が大きく2分されている。 中央から一方が、原材料、一時処理、味付け、組立などの前処理で、その後中央にある蒸煮、スモークハウスに入る。 このスモークハウスが工場を中央で分断している状態になり、スモークハウスから出たら、冷却、パッケージ、製品倉庫、出荷口となっている。 従業員はこの中央部あたりから入るのだが、 サニタリールームとエアシャワーを通った後、 前処理作業の従事者は左に行き、 加熱調理後からパッケージまでの従事者は右に行くようになっている。 入り口段階から完全に分断されていて、調理前と調理後の作業者は全く交叉しないのである。 そして右に行った調理後作業の従事者は、もう一つのサニタリールームを通って強力にプロテクトした状態で作業室に入るようになっている。 従事者の動線を改善することは、そのまま危害の減衰につながるのである。 あなたの工場の従事者動線はいかがでしょうか? |
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