1001号 結露対策に露点-1 なぜ結露が出るのか

2019/08/29 19:43 に 加藤光夫 が投稿

夏場になると工場内に結露が発生するところが多い。
結露は、冷たいものに湿度の高い空気が触れると出る。
夏場日本の気候では北海道は別にして湿度が高く気温が上がる。
気温が上がって湿度が高ければ空気に十分水分が含まれている。
一方、工場内は冷房で温度が低い。特に冷蔵冷凍庫の上は、断熱材があっても影響は大きく受ける。そこで天井裏の熱く水分が多い空気が、天井裏下の板、作業室から見れば天井の裏側に結露が溜まる。それが隙間や照明の接続部分、下に落としている電源やスイッチから水がたらたら落ちてくるのだ。
これは作業室の冷蔵庫側の壁面にも現れる。ある工場は冷蔵庫の外側にある通路が夏場川のように大量の水が溜まってしまう。
天井裏の湿度がひどくなり、放置しておくと、ひどい場合には天井板が重くなって落下する。そこまで行かなくても電気部分が漏電したりして危険だ。
ある工場のクリニックでこの漏電の可能性があるのではないか? と聞いたら「しょっちゅう起こっている」そうだ。
結露が目に見えていたらなんとかしなくてはと考えるが、天井裏部分が見えなくて気が付かないと、カビの発生増殖になる。
作業室の天井が黒くなっているのは、天井裏はかなりカビが出てしまっている現れだ。カビは食品工場の敵でもある。
この高湿状態は細菌と虫の増殖にもつながる。カビ、細菌、虫と、ロクなことはない。
多くはないようだが、冬場でも北国で出る場合がある。屋根に積雪があると湿度が上がる。工場の作業室の温度は外気よりもかなり高くなる。そうすると天井裏の屋根側に結露し、それが天井裏の下板部分に落下することになる。
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