995号 壁を洗浄しやすくする-3 シートミラー、プロジェクター、大型モニター

2019/07/11 17:58 に 加藤光夫 が投稿

シートミラー
割れないし、軽い。壁にかけて使え、洗うときには外せばいい。

プロジェクター
何枚でも貼り紙を画像にして、パソコンからスライドショーにしてプロジェクターから壁に投写する。教育も出来る。動画も写せる。手順書を動画にして訓練用の教材にも出来る。

大型モニター
最近はかなり安くなっているので、キャスターに乗せる。複数、重ねても表示できる。洗浄するときは外に出す。

こういった方法で、壁は簡単に洗える。

994号 壁を洗浄しやすくする-3 ホルダ

2019/07/04 22:06 に 加藤光夫 が投稿


ある程度重なってもいいなら、これを使う。記録用紙の数枚の束なら一つのホルダに入れて補充できる。

壁取り付けホルダ
これはノルウエーのサーモン加工工場で見かけたのだが、左側は金具だけ壁に設置してあり、ホルダは簡単に取り外しができるようになっている。また、本のようにめくれて、めくって開いたままの状態にしておくことも出来る。洗うときには外せばいい。ebayのサイトhttps://www.ebay.co.uk/itm/PACK-OF-10-Wall-mounted-reference-rack-flip-file-display-A4-poster-display-/263421255681

993号 壁を洗浄しやすくする-2 ホワイトボード

2019/06/27 18:36 に 加藤光夫 が投稿


キャスター付きのホワイトボードを使えば、いくらでも貼れるし、表裏使える。ゾーニングの仕切りにもなる。壁を使わなくてもいい。

992号 壁を洗浄しやすくする-1 マグネットクリップ

2019/06/23 18:00 に 加藤光夫 が投稿


製造室の壁に、手順書などがかなりの種類貼ってある工場を見かける。
わかりやすくていいのだが、洗えない。
また、ラミネートしてから貼ってあればまだいいのだが、紙のままだと破れたりちぎれたりして異物混入の元になる。
鏡は、サニタリー室にあるのはまだいいが、製造室にあるのは、取り付けた裏側に必ず隙間が出来るので、そこがカビや虫の内部発生源、細菌の増殖場所にもなる。
壁を毎日洗う工場は少ないが、毎月洗う必要のある工場は多い。しかし、貼り紙が多いと洗えず、貼り紙の上の部分にホコリが引っかかっているのも見かける。
その対策だが、
マグネットクリップ
壁にマグネットを使える場合、ゴムの棒型マグネットクリップを使う。
これなら、外してすぐに洗える。
ゴム製なら、欠けることも無い。

991号 ISO22002のハード面の要求事項に対応できない場合 埃落下対応カバー

2019/06/13 18:08 に 加藤光夫 が投稿


パッケージの清潔エリアの天井のカビ、ゴミが落下しているだろうと、落下塵検査をしてみたら、たっぷりと落ちている。
まずは高所天井対応清掃道具*で掃除したあと、この上に波板でカバーすることにした。波板は畳ほどの大きさで、これを時々外して洗えるようにするために、波板のサイズに合わせてアングルを組んで、波板をそのまま置いた。外しやすくするために、置くだけで、取り付けない。
このあと落下塵検査をしながら検証したところ、天井の清掃は半年毎、波板を外して洗浄するのは2週間毎が適当なことがわかった。
いずれの対応も、天井の埃が問題の場所、その対処方法と手順書、頻度を決めた実施と記録、必要であれば検証と記録が必要だ。
*「高所清掃道具」で検索すると、実に多くの道具が低価格である。

990号 ISO22002のハード面の要求事項に対応できない場合 パイプの取替

2019/06/07 0:46 に 加藤光夫 が投稿


豆腐工場で、大型の浸漬槽の上と周囲を蛇腹のパイプが幾本も走っている。倉庫からの大豆をパイプ搬送しているのだ。蛇腹なので凹んだ部分に埃とカビが付着していて、その下に水に漬けた大豆がある。汚れがそこに落ちる。かなり高所だし、槽の上で清掃は難しい。
そこで、ステンレスパイプに取り替えた。これなら汚れが付きにくい。
接続部分などの一部、ステンレスにしにくい短い部分だけ新しい蛇腹パイプにして、取り外して簡単に清掃できるようにした。
そのうえで、カビ対策として、空調と扇風機による低湿対策をすればかなり良好になる。

989号 ISO22002のハード面の要求事項に対応できない場合 陽圧-2 天井と頭上の設備の埃

2019/05/31 16:50 に 加藤光夫 が投稿


5.3の内部構造及び備品には「天井と頭上の設備は、埃及び結露の蓄積を最小にするように設計されなければならない」とある。
この埃だが、天井が高い場合、改修するにはかなりの費用がかかる。
改修ではなく、低費用の工夫を行って対応した例をいくつか見てみる。

高所にあるパイプの埃

これには「CIPブラシ」を使う。
2つの形があり、一つはU字型になったブラシで、これに棒を繋げて高所にあるパイプの上に溜まった埃を清掃する。かなり高いところでも簡単に清掃できる。
もう一つは渦巻きのように巻いてあるブラシで、これをパイプに平行に押し込んでから90度ひねると、パイプに巻き付いた形になるので、この状態で横にずらしていけばパイプをまるごと清掃できる。
ブラシメーカーのバーテックでは、柔軟に曲げたり変形のできる高所清掃ブラシを発売している。これを使えばどのような高所の状況でも清掃対応できる。
これは「高所マルチブラシ」<https://www.burrtec.co.jp/product/sanitary/burrcute_plus/multi_high.html>

988号 ISO22002のハード面の要求事項に対応できない場合 陽圧-2 工場内を陽圧に保つ対策

2019/05/25 17:59 に 加藤光夫 が投稿


●重めのビニールカーテン
シャッターなどの開口部を開けたときに外気が入ってくるのを抑えるため、まずは「開けたらすぐ閉める」というルールを徹底することが基本となる。このルールは単純だが、守られていないところが結構多い。工場点検で開けっ放しになっている扉について確認すると、入出荷が頻繁でどうしても開けっ放しになるのが習慣化してしまうことが多いようだ。対策として、まずは扉のところに厚み0・mm程度の重めのビニールカーテンを垂らす。このとき、防虫効果の高いグリーンのビニールカーテンを使うとより効果的だ(。また、エアカーテンも併用すると効果的だが、騒音で近隣からクレームが来ることもあるし、費用も高価になる。そこで、開口部の外側の上に扇風機を設置して、風を下に送ると防虫効果がある
●気圧ダンパー
清潔ゾーンにダクトがあると、ダクトを動かした途端、気圧が逆になってしまうので、気圧ダンパーを設置する方法を取ることも多い。これは重しをつけた風圧スイッチで、気圧が逆転するとスイッチが入り、強制的に空調の風量が多くなるよう切り替える装置だ。
●インターロック
二重にしたシートシャッターを二つ組み合わせ、両方一緒には開かないようにする。これを設置する場合、シャッターとシャッターの間に捕虫器を付けるとより効果的だ。

987号 ISO22002のハード面の要求事項に対応できない場合 陽圧-1 気流の調査

2019/05/16 16:22 に 加藤光夫 が投稿


ISO/TS22002‐1の6.4「空気の質及び換気」には「特定の空気圧差は維持されなければならない」、また.2「微生物学的交差汚染」のには「空気差圧」とある。
これは工場内を陽圧構造にするということで、工場内の気圧が高ければ外部からの汚染や虫の侵入を防ぐことができる。よって、工場の清潔ゾーンになる製造エリアの気圧が最も高いのが理想的であり、そうすれば周囲にある倉庫や付帯施設がある汚染ゾーンからの汚染を抑えることができる。また、外に対して工場全体が陽圧ならよいことになる。具体的な気圧差の数値要求はないが、一般的に〜ヘクトパスカル程度が適当なようだ。
FSSC22000の要求事項では工場内を陽圧に保つことが必須になるが、実際には逆に陰圧になっている所も多い。特に古くからある工場や増設を重ねてきた工場の場合、陰圧になってしまっていることが多い。その場合、空調で調節できるなら解決は簡単だが、空調の大掛かりな改善が必要になると対策にかなりの費用を伴うこともある。気圧は、測定器がなくても、境目の扉を少し開けて、どちらに気流が向かっているかを調べてみればすぐに分かる。軽い紙をぶら下げてみればよい。

986号 ISO22002のハード面の要求事項に対応できない場合 水溜り-3 審査前に確認

2019/05/10 0:54 に 加藤光夫 が投稿


これが出来ると、水溜りが出来る場所、そこの洗浄手順、そして実施の記録の3項目が揃うので、これを審査に入る前に、審査機関の営業あるいは窓口の方を通じで見てもらう。
具体的には、工場図面に、水溜りができる箇所がプロットされ、手順書と少なくとも3ヶ月以上の記録のコピーを出す。
審査前にこれを提出することで、ハード面では対応出来ていなくても、ソフト面での対応をしていることがわかるので、審査で問題が出ないかを、審査前に確認することが出来る。

もちろん、ハード面で対応できるのであればそれでいいが、費用面も含めて出来ない場合、こうするのだ。この水溜りの件では今までいくつもの工場で対応しており、認証を得られなかったところはない。

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