HACCP構築コンサルティング2年間コース(グループでの構築)

グループコンサルの事例(いわて生協)


生協、小売り、フードサービス企業などが、納入サプライヤーに、安全な食材を導入してもらうために、納入サプライヤー10工場を一つのグループとして、HACCP構築コンサルティングを行ないます。

このコースの結果現れている効果は、

異物混入クレームが激減した

作業効率が上がった

品質が良くなり安定した

従業員の意識が非常に高くなった など、多数

進め方と考え方

1. 期間:2年。過去の数々の事例から、現場で実施が行えるまでの定着時間などもあり、HACCP導入を決定後、動き出すまで、2年かかります。

2. 進め方:集合ミーティングと現場指導を隔月に行います。集合ミーティングにて、先2ヶ月で実施する事項の解説と、過去2ヶ月で実施された事項に対する指摘を行います。現場指導にて指摘を行うと同時に、参加グループ各社がHACCP感覚を飲み込んでいきます。グループ各社がお互いに多くの工場で研修することで、現場中心の実践的なHACCPを行えるようになっていきます。

3. 業種と規模は問いません:これらが混成されても問題はありません、HACCPは業種や規模は違っても、基本的な構築方法を理解することで導入できます。HACCPの基本になる一般的衛生管理は全ての食品工場、厨房、家庭のキッチンに至るまで同じです。多くの食品工場を見ることによって、多くのアイデアを自分の工場向けに考えることが出来ます、また、欠点を多く見ることも大変な参考になります。逆に、HACCP本体では、世界でたった一つの自社の工場向けに構築することになります。例えば、同じ牛乳メーカーが2つの工場を持っていた場合、この2つの工場のHACCPは同じになりません、工場のシステムの構成、従業員などの条件が同じなことはないからです。異業種や規模が違うほうがお互い秘密もなくオープンに研究できます。

4. どの程度のレベルまで行うのか:日本の基準になる「総合衛生管理製造過程」レベルです。対象外業種でも申請が出来るレベルまで持っていくことが目標です。しかし、承認取得のためだけに行うのでは意味がありません、HACCPの目的は、安全な食品を製造する工場にすることです。HACCPは「とる」のではなく「やる」事です。生協組織や流通企業あるいはフードサービスが、納入企業に対してグループコンサルティングを進める目的は、安全な食品を確保することです、HACCPは「認めてもらうのではなく、自主的なもの」です、そのために効率的効果的な方法がグループコンサルです。

5. 大型工場と中小工場では内容が違ってくるのでは:違ってきます。厚生省の承認対象業種向けには、厚生省が監修をしたガイドラインがありますが、あれは大型工場のものです、中小工場ではもっと簡単なものになっていきます。厚生省では食品工場の90%以上を占める中小に対してどうするかを考えています。この具体的なものは今後出て来るでしょう。

6. 規模の違いや業種の違いに対して、どう教えていくのか:基本的なことに加えて、各業種向けの事例資料をそれぞれに提供します。この事例を参考にして各工場が構築をしていきます。集合と現場でさらに追及していきます。

7. 今までの例えば「5S」運動とどう違っていくのか:「5S」では「整理整頓をして、しっかりと掃除をしよう」といった形ですが、HACCPのための一般的衛生管理では「作業内容」「頻度」「担当者」「確認方法」「記録方法」を全て満たさなければなりません。「5S」を発展させ緻密にして行くのが一般的衛生管理です、一般的衛生管理を土台にし、製品の製造過程でさらに安全にする方法を構築するのがHACCP本体です。

8. ただコンサルを受けるだけで効果が上がるのか:勉強しただけでは効果は出ません、実行しなければダメです。例えばサニテーションのチェックリストは、リストを作っただけでは意味なく、これを現場で使わなければ効果はありません、現場で使わせるためには、なぜHACCPを行うかを現場が理解しなければなりません。グループコンサルでは最初の1年の間、なかなか現場に下ろせず、書類を作成するだけの企業も出ますが、2年目に入って現場の教育がやっと進み、現場が動き出すところもあります。サニテーションの簡単なチェックリストからとりあえず始めて見ることも勧めます、少し実行するだけで効果が十分に出ます、今まで温度を測ることなど知らなかったところに温度計を持ち込んで使うようになるだけで飛躍的な進歩です。こういった一歩から始めていきます。HACCPは「全員が参加するもの」です。積極的に行う意識であれば効果は上がります。

9. 知識や熱意の差で効果の違いは出ます、同じ費用でこのコンサルを活用してよくなる企業とそうでない企業が出るでしょう。

10. 効果はどのような形で現れているのか:HACCPは「構築途中から効果が出る」ものです。工場に入場するときの手順を見直して安全性を高くして実施することで精神的な感覚の意識まで出て来ます。床に食材を直接置いていたのを指摘され、基本的な考え方を理解し、このルールが工場全体に行き渡ります。ゾーニングや動線を指摘されたのを見ていたグループメンバーは、自分の工場にこの考え方を持っていってみます。HACCPは「工夫やアイデアで進化していくもの」です。今までの実績では、異物混入クレームは激減した、作業効率が上がった、品質が良くなり安定した、従業員の意識が非常に高くなった、などの結果が出ています。

11. 自主認証を行うのか:行ったほうが効果的です。基準は総合衛生管理製造過程ですが、大切なことは、規模別に実行できるレベルを構築し、実際に実行している点を見ることです。書類だけ立派で現場は全然知らない、というのは直ぐにわかります。書類だけを見ると簡単にしか見えないが、それをきちんと現場が理解して実施している、という場合もありますが、効果が上がっています。

スケジュールの例

集合教育で、構築内容の解説と、作成文書のチェックを行います。

構築での質問もここで全て回答します。

工場クリニックでは、全員が、各工場に入り、現場で行なうことを学びます。

毎回各工場を見ることで、見る目が養われ、自分の工場に活かせるようになります。

構築組織の作り方

1.主催者(生協、小売り、流通企業、フードサービス)が、希望工場を募集又は指定して、グループ(1グループは、異業種で10工場まで)を組織します。

2.スケジュールを組みます。

3.毎月、開催場所などの案内を、主催者が行ないながら、進行します。

4.内容などのレポートを、主催者が作成し、配付します。

詳しくは、メールでお問い合わせ下さい

グループコンサルの事例(いわて生協の場合) 


株式会社 フーズデザイン 加藤光夫

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