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経営の未来 ゲイリー ハメル (ハードカバー - 2008/2/16) ピラミッド型の経営体制は長年の間に固定していて、これが当たり前、だと思っていますが、この本は、そうではなく、革新的なやり方があり、これからそれが出て来るかもしれない、と、予測しています。 そして、そのヒントとして、米国のオーガニックスーパーマーケットチェーンで大成功しているホールフード等、いくつかの組織の事例を挙げています。 食品工場では、衛生管理や品質管理だけでなく、製品開発、原材料開発等、従来からのピラミッド型に組み込まれています。 しかし、それらの各部署(チーム、プロセス)が、独自に、自主的に、積極的に運営されるようになり、それがそれぞれのチームに給与やボーナスの形で還元されれば、やる気のあるチームになり、そのチームがいくつも勝手に動き出して、企業の成長に、自然に、勝手に貢献するようになります。 ホールフードの場合、売り場と商品に目がいきますが、運営はあまり知られていません。例えば食肉販売部門に、一人の試雇採用者が入ってくると、4週間仕事をした後、その人を入れるかどうかは、その食肉販売チームが話し合って決めます。販売予算、仕入れ商品、商品企画等、すべてそのチーム内でやります。いわばひとつの小さな会社です。そして、肉、魚、成果、グロサリー、デリカテッセンの部門間で、売り上げ、利益が競争され、ボーナスに反映させます。 良いリーダーが育てば、良い従事者が入ってくることになり、ますます強力なチームになっていきます。 こうなると、中間管理職が不要になります。 よくある「役人的」「部下にやる気をなくさせる」「良いアイデアをどんどんつぶす」といった、組織をだめにする中間管理職が無くなるのです。つまり、組織の発展を妨げているような「給料が多い邪魔者」が(居る場合)不要になり、それがそのまま利益に反映するわけです。 事例に紹介されているのは、ホールフードマーケット、ゴアテックス、グーグル等です。これらの企業は今まで成長企業、コンセプト、製品等で紹介されて来てはいますが、この本のような視点で紹介されたことはあまりありません。 食品工場の各プロセス(チーム)、原材料、下処理、調理、パッケージ、品質安全管理、営業、それぞれが、ホールフードのような自主発展チームになっていったらどうでしょうか? そんなヒントを与えてくれる本です。 現場で役立つ食品工場ハンドブックキーワード365 「月刊食品工場長」編集部 加藤光夫他監修 (単行本 - 2007/7) DVD-VIDEO 食品衛生50の基本 加藤 光夫 (2006/11/27) これで完璧!HACCP導入のポイント—すぐに役立つ実践ノウハウ 加藤 光夫 (単行本(ソフトカバー) - 1999/12) 中国食品工場の秘密 青沼 陽一郎 (文庫 - 2008/5/8)この本の骨子は、日本の食糧自重率の問題と、中国にここまで食品の加工を委託している、というものです。しかし、食品工場を運営する側の目で見ると、豊富な中国食品工場内の写真と、その作業内容が紹介してあり、自社の工場の改善の参考にもなります。淡々と多くの工場の情報が見える、工場運営者参考の書。 「色の秘密—最新色彩学入門」 野村 順一 (著) 「世界屠畜紀行 」(単行本) 内澤 旬子 (著) 「いとしいたべもの 」(単行本) 森下 典子 (著) 「社長が変われば会社は変わる! ホッピー三代目、跡取り娘の体当たり経営改革」 石渡美奈 (著) 「朝30分の掃除から儲かる会社に変わる—社員ニコニコ業績ピカピカの法則」 小山 昇 (著) 「環境危機をあおってはいけない 地球環境のホントの実態」 ビョルン・ロンボルグ (著)