洗いにくいコンベアを連続洗浄に発展(登録 10.9.10 )
写真はイメージです

食品を搬送するコンベアは、最近のは洗浄しやすいものに変わってきているが、洗浄しにくい、あるいは洗浄のことをこれで考えているのかと思われるような閉鎖型のコンベアもまだまだ使われている。

東日本のある弁当製造工場のコンベアは旧式のもので、以前は拭くだけだったのだが、HACCP活動をするようになってから検証したらかなり汚れているので、週に一回外しにくいコンベアベルトを外して洗浄するようになった。

ところが外部監査が入り、コンベアの裏側をチェックされたら、ベルト洗浄日の前であったせいもあり、コンベアの裏側に食品残渣がかなり付着していた。

このコンベアは弁当箱を流し、その中におかずを盛付けるのに使われるのだが、盛付けるときに食品を落として、それがコンベアの裏側に付着してしまうのだ。

この裏側の汚染について、洗浄している担当者は知っていたのだが、毎週の分解洗浄を毎日にはとてもでは出来そうにないので、黙っていたようなのだ。

しかし、こんな状態をこのまま放置していたら大変なことになる。

何とか簡単に洗浄出来る方法が無いか見ていたら、下に回ってきているコンベアを支えているローラーを簡単に外せることが分かった。一本外したらコンベアがだらりと下がり、何とか洗浄出来そうだ。もう一本外せないかとやってみたら大きくぶら下がり「おお〜〜! これで解決!」となった。

ぶら下がった部分にプレッシャー式の洗浄器を設置し、コンベアを回せば自動洗浄が出来る。汚れを吹き飛ばし、泡を吹き付け、水で流し、乾燥させれば出来上がり。

コンベアメーカーに聞いたときは「洗浄は大変」と答えが返ってきていたので、何でそんな機械を作るんだ! と言いたい所だったが、そんな機械を知らずに買った方がいけないんだ。しかし、今回発見した洗浄方法なんて、メーカーの方から提示してくれるべきだろう。もっともメーカーの方も気が付かなかったのかもしれないが。

この結果「全ての機械の裏側を点検し、簡単な洗浄方法を見付け出せ」という発展になった。



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著作:株式会社 フーズデザイン 加藤光夫