f) 購入した資材(例えば、原料、材料、化学薬品、包装材)、供給品(例えば、水、空気、蒸気、氷)、廃棄(例えば、廃棄物、排水)及び製品の取扱い(例えば、保管、輸送)の管理
検収時の点検
日付、数量、外観の状態といった一般的なことに加えて、温度管理の必要な原材料の検収では、到着時の温度チェックが重要である。チルドの食材の場合、0℃前後での到着が望ましい、これが2℃以上になっていたら要注意で、もし4℃以上にもなっていたらその車に入っている全食材が傷んでいる可能性が高い。このために最終的には「4℃以上になっていたら車ごと返品」とする必要がある。
しかし、今までの取引の中からいきなりこれを強行すると、取引上の問題も出るだろう。そこで、まず、なぜ到着時に温度が上がってしまっていたら問題かを説明し、その後で1月ほどどのような温度で到着をしているかのデータを取るといい。この結果、毎日入って来ている原料は、大体0〜プラス2℃程度で入っていることがわかったとすると、4℃というのは大問題で、普通には考えられないことだとお互いにわかる。この後、返品の話に進めたらいい。こうすれば感情的なトラブルもなくなる。検収時のチェックはこのような進め方でサプライヤーと決めていったらいい、同時にロジスティクスに対しては、自分の工場側とサプライヤー側との3者でHACCP対応のプロジェクトを立ち上げ、お互いの情報を出し合って進めて行くといい。

生鮮原材料:搬入時の温度検査

検収時のチェック案の例

原材料の検収記録
置き場所のゾーニング
以下の4つのカテゴリーのものを、分けて、置き場所を決める。
1)食品
原材料
半製品
製品
2)包材と関連するラベルなどの資材
3)化学物質
殺菌、洗剤、殺虫殺鼠剤などの危険物
4)廃棄物
これらのものを、製造動線にあわせて置き場所を決める。
食品類は、保管や扱いの温度帯を決める(OPRPにつながる)
製品の保管と配送の管理
化学物質、危険物の管理
廃棄、排水、廃水

著作:株式会社 フーズデザイン 加藤光夫
(ナチュラルウインナの規格例は、ISO22000の規格を元に作成しました)