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現場のISO22000-24.d) 廃棄物及び排水処理を含めた支援業務

排水と廃棄物でまず行うことは動線が正しいかどうかである。
排水は工場内を流れている排水溝が正しく流れているか、方向が正しいかを点検する。
製品の流れというのは、原料入荷(汚染ゾーン)→下処理(準清潔ゾーン)→調理、冷却、パッケージ(清潔ゾーン)→箱詰め(準清潔ゾーン)→出荷(汚染ゾーン)という流れになる、汚染→準清潔→清潔→準清潔→汚染となる。
しかし、排水はこの流れとは違って、清潔→準清潔→汚染→外とならなければならない。
もし準清潔ゾーンで出た汚水がその後清潔ゾーンに入ってしまっていたら問題になる。
製品の動線が一直線になっている工場で、排水動線も工場内を同じように一直線に一方方向に流れている場合も困る。
この場合、汚染ゾーンで出た汚水が、準清潔ゾーンに入ってしまう、ここで一時処理などで出た汚水が今度は最も重要な清潔ゾーンに入ってしまうことになるのだ。
その後、汚染、準清潔、清潔の3ゾーンで出て来た全ての汚水が一緒になり、次の準清潔ゾーンを通り、汚染ゾーンを経由してやっと外に行くようになってしまうのである。
構造上このようになってしまっている工場では、これを直すのにかなり費用がかかることもあるだろう。排水溝の傾斜方向を簡単に直すわけにはなかなか行かないからだ。
しかし、汚水が清潔ゾーンに入ってしまうのは問題があるので、何とかしなければならない。
応急処置をするなりして、次の大改装などで直さなければならない。
排水溝の清掃がおろそかにされている工場はよく見かける、床を清掃した後排水溝まで手を回さないために、床は見た目にきれいでも、排水溝の中は時々しか掃除をしていないようで、汚い。
排水溝は外のドブと違い床の清掃と同じ頻度で行わなければならない。
一般的なガイドラインでは床清掃は一日一回以上となっているが、これと同じ頻度で排水溝の清掃が必要である。


著作:株式会社 フーズデザイン 加藤光夫