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現場のISO22000-6.緊急構築

食品安全にじっくり取り組む方針は決まった。そうでなければこれからの我が社の発展はない。決心した。
とはいっても、短期間に構築できるわけではない。そこで、本音は、最初に、とりあえず最低レベルの安全を、短期間に確保できないか。
これは、多くの組織の素朴なニーズではないだろうか。
ISO22000をじっくり勉強している間、現場はそのままでは、危険は引きずったままだ。出来るだけ短期間にある程度安全にしながら、取り組みを進めたい。
これは出来る。
これを「緊急構築」としてやってみよう。
緊急構築は4つのものがある、
1.認識
2.問題の2割の工程の発見と取り組み
3.CCPの最低レベルの管理
4.PRP(一般原則、一般的衛生管理)の構築とOPRP(重要なPRP)の管理
順次行なってもよいし、緊急プロジェクトとして並行して一斉に行なうことも出来る。
1.2.3.を行なうことで、乱暴なイメージだが、危険度は半分程度になるだろう。これらに加えて4.を行なうことで、危険度は8割り減になるだろう。
安全をなるべく早くある程度確保して、ISO22000の規格(の理解と利用)、文書、記録、マネジメント、監査に取り組み始めればよい。その後、認証取得を考えてもよい。HACCPと一般的衛生管理を土台としたISO22000を利用することで、まず実践し、効果を得、その後認証を考える、という考え方だ。
緊急構築に数ヶ月、ISO22000全体の構築まで1〜2年というところだろうか。
もちろん、規格、文書を、スタッフが集中して作成し、認証に向かって短期間に作業を進めることも出来るが、書類上は出来てきも現場は全く知らずでは、何にもならない。


著作:株式会社 フーズデザイン 加藤光夫