「味付け漬け込み」工程で、どうして異物混入が多いのかを集中して考えたらどんどんわかってきた。同時に、対策も明確になってきた。
1.漬け込みのコンテナーに、以前から使っていた木製のものと、プラスチックのものが混在しているが、木製のものは古く、ささくれが落ちて混入することがわかった。
この対策は、修理をして引き続き使うか、もう廃棄するか、どちらかに決める。
2.古い空調機のため、ゴミが吹き出されていた。これが落ちていたのだ。
対策は、吹き出しにフィルターを付けて、ゴミが出ないようにする。
3.帽子が簡易タイプな上に、覆いかぶさって作業するので、毛髪が落ちてしまう。
対策は、この工程の担当者の帽子を、頭巾型のしっかりしたものにし、ネットを被って着用するようにする。
4.照明が暗いために、異物を発見しにくい。
対策は、照明を増加して、明るくする。
5.この工程廃物が最も入る場所だということを、ここの担当の従事者に認識してもらい「重要な場所なんだ」とわかってもらう。
6.最終的には、目視発見が威力を発揮することを、従事者に認識させる。
これらの計画Planを立て、実施Doをした。
結果、1ヶ月後から、クレームは激減し始めた。そして3ヶ月後に、かなり低レベル、月によってはクレームゼロも達成した。
1年後、半減どころか、8割減にすることが出来た。これは活動効果があったと評価Checkした。
そして、活動の結果を、ルール、標準手順作業として、チェックリストにも盛込んで、継続活動Actionにつなげていった。
この、CA→PDCAは最近のISOマネジメントシステムのやり方にもなってきている。